週刊SPA!“ヤレる女子大”批判も“パパ活指南サイト”乱立の現状

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雑誌『週刊SPA!』(扶桑社)の『ヤレる「ギャラ飲み」実況中継』特集で、「性交渉をしやすい」大学を順位付けして批判を集めた問題が、さらなる波紋を広げている。

誌面では男性が女性の飲食代を負担し、小遣いも渡す“ギャラ飲み”が流行している実態を紹介。飲み会後にエッチに発展しやすい大学を『ヤレる女子大学生RANKING』として発表していたが、これにランキングされた大学側が猛抗議しているという。

すでに同誌の編集長が「読者の気分を害する可能性のある特集になってしまった」と謝罪しているが、ネット上では《女性を軽視した出版を取り下げて謝って下さい》という反対著名も始まっており、1月8日現在、約2万8000人以上の賛同が集まっている。上がった怒りの声には「女性を蔑視するにもほどがある」「下品な内容で呆れる」「自分の身内にランキングされた大学に通う女性いないのかな」などといったものがあった。

一方で、このような記事はある種、男性誌の“お約束”企画で、今さら目くじらを立てるのもどうかという声も聞こえてくる。

「SPA!は2012年にも『簡単にヤレる!? お持ち帰りしやすい女のコの特徴とは?』という記事を掲載して、女性軽視と批判されたことがあります。確かに今の時代、このような記事に批判が集まるのは仕方ありませんが、かつて男性誌はこんな企画ばかりでした。昨今、雑誌のみならずテレビ番組も自主規制ばかりで、つまらなくなったといわれますが、中には本気で『日本の少子化に直結する問題』と危機感を抱いている専門家もいますよ」(エンタメ誌記者)

 

情報の受け手側のモラルが問われる

書店に並ぶ男性誌だからこその“炎上”記事とも言えるが、ネット民の中には「ちゃんちゃらおかしい」と今回の騒動に疑問を呈する声もある。

「ヤレる大学を発表するのがダメということですが、逆にネット上では今流行の『パパ活』をあおるサイトが多数あって、女子大生が食い入るように見ているんです。内容はいかに金持ちのパパを見つけるか、プロフィルの書き方、写真の撮り方、効率よく茶飯(タダ飯)する方法など、女性がいかに“楽して稼ぐ”か、その方法が書かれています。男性がヤレる女を探すのと一体何が違うんでしょうかね。パパ活で“値踏み”されている男性にとってはそれこそ“男性蔑視”なんじゃないでしょうか」(ネットライター)

パパ活している女子大生の中には、月10万円以上のお手当を目標に、パパ活サイトを渡り歩いている猛者もいるというが、記事を批判している人たちは彼女たちをどう思っているのだろうか。

性的蔑視と思われる記事を掲載することは、もはや許される時代ではなくなっているが、今後は女性誌の『抱かれたい男ランキング』や『セックスできれいになる』などといった記事も批判の対象になる可能性もありそうだ。

今後は情報発信者だけではなく、読者側の姿勢も問われることになっていくかもしれない。

 

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