1月16日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』の“ヤラセ問題”で矢面に立たされた演者たちをフォローするような演出があった。
この日、番組では『芸人ならどんなにキツめの設定背負わされてもつい乗っかっちゃう説』を検証。簡単に言えば、番組スタッフから“ヤラセ”を持ち掛けられた場合、芸人たちはノッてしまうのかという企画だ。
ここでお笑いコンビ『バッドナイス』は、ニセの母親と組んで、お互いに親子対決をするというヤラセを持ち掛けられる。
2人は明らかに動揺しながら「最近アレ、いろいろあったんで…」と前置きし、「○○でどうのみたいな…」と口に。放送では「○○」の部分が規制されて分からなかったが、視聴者たちは「確実にイッテQって言っただろwww」と推測した。
そんな中、結局『バッドナイス』はヤラセを受け入れ、ネタバラシをされると、「断ることはできない…」と告白。
ここで番組は今回の説を「演者にヤラセの罪はない」と結論付けたのだった。
番組を挙げてのよしもと芸人フォロー
するとネット上では、
《これはイッテQの宮川大輔へのフォローかな?》
《宮川大輔に罪はないことを立証する説》
《この説は絶対宮川大輔擁護だろ》
《水曜日のダウンタウンが宮川大輔をかばってる感じにグッと来た》
などといった反響が飛び交うことに。
「以前も『水曜日のダウンタウン』では、よしもと芸人をフォローしていたことがあります。それは、“ラッスンゴレライ”でブレークした『8.6秒バズーカー』が反日だとネット上でウワサになっていたときのこと。番組では『松本人志 ロシアのスパイ説』を検証。今までの松本の言動などを無理やりロシアと絡み付け、松本のことを冗談交じりにロシアのスパイと認定したのです。これは、ネット民が『8.6秒バズーカー』を反日だと認定しているのと同じやり口で、遠回しに『8.6秒バズーカー』を擁護していたといわれています」(芸能記者)
笑いを交えながら、密かによしもと芸人を救う『水曜日のダウンタウン』。ディレクターの手腕には、よしもとも感謝していることだろう。