海外が超熱狂!『ドラゴンボール超 ブロリー』が大ブームのワケ

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』

日本では昨年12月14日より公開されたアニメ映画『ドラゴンボール超 ブロリー』が、日本よりも海外で爆発的なヒットを記録しているようだ。

90年代の『ドラゴンボールZ』映画シリーズで大人気を博したキャラクター・ブロリーをリメークし、新たな設定を加えて登場させた『DB超 ブロリー』。同作は作画スタッフの気合いの入りようも半端ではなく、「間違いなく平成最高のバトルアニメ」「アニメ史に名を刻むレベルの一作だと思う」と鑑賞者からすこぶる評価が高い。

一方で興行収入は、37.4億円を記録した前作の『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(15年公開)を少し超える程度。日本では40億円を超えるあたりでとどまりそうな感じだ。

しかし海外に目を移すと、『DB超 ブロリー』は日本とは比べものにならないほど爆発的ヒットをしており、国ごとの映画史に名を刻むほどの興収を記録しているという。

「現在、日本より遅れて海外での上映が各地でスタートし始めているのですが、ペルー、アルゼンチン、ボリビアなどでは、その国の映画史のトップレベルの初動興収を記録。他にも、オープニング興収がタイでは4位、マレーシアでは6位、シンガポールは8位、ブラジルは4位で、日本アニメとしては異例のヒット。メキシコでは何と、3日で230万人の来場者を記録したというのです。そして1月16日にはアメリカで公開され、公開初日で703万ドルを記録し、デイリーランキング1位を獲得。これは日本アニメで今世紀初の快挙でした」(映画誌記者)

 

まるで『ボヘミアン・ラプソディ』のようなヒット

海外では東南アジアや南米が他の国よりも早く公開されているが、1月下旬からはヨーロッパでも順次公開。『ドラゴンボール』熱が盛んな国での封切りは、どれほどの記録を作るのか予想が難しい。

「このペースなら、世界で最もヒットした日本のアニメ映画になる可能性もあります。日本では90年代の過去作を愛するあまりに、リメークでの設定変更が『気に入らない』といった声も上がっていますが、海外の人々は『細かいことなどどうだっていい。カッコよければそれでいい』とばかりに大熱狂。お国柄の違いがよく分かりますね」(同・記者)

日本では、フレディー・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットして、第3次クイーンブームを巻き起こしているが、その逆の現象が、『DB超 ブロリー』で起きていると言えるだろう。この海外熱に乗り、日本で再評価の流れになる可能性も十分にありそうだ。

 

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