ネタバレ注意!『3年A組』菅田将暉の目的と真犯人とは…

菅田将暉 

(C)まいじつ

3月3日にドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)第9話が放送された。この回によって、10日に放送が予定されている最終回の全貌が見えてきたという。

菅田将暉演じる主人公の美術教師・柊が、卒業間近の生徒を人質に取って学校に立てこもりながら、自殺した生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の「死の真相」を探らせるストーリー。

第9話で柊は教壇に立ち、景山の死の真相を語り始めた。しかし「景山を殺した本当の犯人は…」までしゃべったところで、放送は無音状態になり、視聴者には真相が隠されることに。一方でラストシーンでは、茅野(永野芽郁)が「殺したの。私が澪奈を殺したの」と突然告白している。

 

大きなヒントとなった柊のセリフ

「柊は今回の騒動を起こした理由の1つとして、フェイク動画で景山を貶めた教師・武智(田辺誠一)に〝苦痛を追体験〟させて罪の重さを認識させることと語っています。武智は柊の策略によってフェイク動画で貶められると、ネット民からの誹謗中傷が現実でも聞こえるような幻聴に苦しむことになりました。これを〝苦痛の追体験〟とするのなら、景山も死ぬ直前に武智と同じ体験をしていたはずです」(テレビ誌記者)

景山は死の直前、柊に「私は私じゃない。助けて、先生」と訴えていた。〝批判的な声ばかりが聞こえてきてしまって、自身の精神状態を保っていられなくなった〟という意味と考えると、確かにつじつまが合う。

「9話のラストで茅野が『私が澪奈を殺したの』と告白していましたが、これは、茅野なりのフォローの言葉が、精神状態が異常な景山にとって、決定的な一言になったのではないでしょうか。精神的に不安定ならば、励ましの言葉でも誹謗中傷に聞こえてしまうことはあると思います」(同・記者)

景山の精神異常は、第1話の時点で示唆されていたという。

「1話の最後で、美術室に置いてあった景山の肖像画が映し出されました。画は2枚に重なっていて、1枚目は無表情の景山、2枚目は笑顔の景山。しかも、1枚目の口元部分が切り裂かれ、目は無表情なのに口は笑っている状態に。これが『私は私じゃない』発言の暗喩でしょうね」(同・記者)

そして物語のオチは、こう予測されるという。

「ドラマ内で頻繁に登場する架空のツール〝マインドボイス〟は、利用者が5000万人という超大型SNSサイト。立てこもり事件をはやし立てる軽い言動などは、現代のネット世界を完全再現していますね。柊が校舎の爆破や銃の乱射など派手な行動をする目的は、そういった多くの大衆の注目を集めること。事件の知名度を上げることで、大衆1人1人に伝えたいことがあるからに違いない。それは〝顔や本名が分からないからといって、他者を安易に傷つけるコメントをしてはならない〟というメッセージでしょう、真犯人は、名もなき大衆! というわけです」(同)

視聴率も右肩上がりで回を重ねるごとに盛り上がりを見せている。伏線回収をしっかりして、視聴者が納得できる結末を期待したい。

 

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