ジャンプ高梨沙羅“不振”原因は「ドーピング検査」の動揺?

高梨沙羅

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

女子スキージャンプの高梨沙羅は、どうやら団体行動が苦手のようだ。

3月2日に行われたノルディックスキーの世界選手権・ジャンプ混合団体で、日本勢が5位に低迷した。5位入賞は上出来だとも思えるが、日本はこの種目が初実施された2013年から4大会連続でメダルを獲得してきたので物足りない。敗因は諸々あるが、高梨の不振が影響したことは否めないだろう。

「ジャンプ混合団体の前、個人種目も行われましたが、高梨は6位でした。同大会における6位は、自己ワーストタイ。本人も口にしていますが、技術的な面で悩んでいるみたいです」(スポーツ紙記者)

しかし、不振の原因はそれだけではなかったようだ。日本では大きく報じられていないが、同大会中、ハプニングが起きていた。大会直前、すでに各国の出場選手が現地入りした後に、国際スキー連盟とオーストリア警察が〝ガサ入れ〟を強行したのだ。

「オーストリア警察がドイツと協力し、オーストリア国内とドイツ国内の計16カ所でドーピングの摘発捜査を一斉に行いました。以前から水面下で捜査がされていたらしく、9人の選手が逮捕されました。うち5人は、世界選手権に出場していたのです」(特派記者)

 

団体行動が苦手で人見知り?

出場選手が会場から連れ去られていくシーンは衝撃的だった。高梨たちがその様子を直接見たとの情報はないが、ドーピングによる逮捕の知らせは参加選手全員に知れ渡った。

そしてこの衝撃が、高梨のメンタルに影響を与えたという。

「高梨はおとなしい性格ですし、海外合宿の練習も団体ではなく、いつも1人。自分に厳しい練習を課す強い一面がある一方で、人見知りで周囲の動向を気にするのか弱い面もあります」(同・記者)

見方を変えれば、周囲に流されやすい欠点もあると言える。団体行動も苦手なのだろう。

高梨はもちろん、日本勢はドーピングとは無関係だが、禁止薬物の撲滅のために動いている者たちは全選手に疑いの目を向けている。「メンタル的に弱い高梨が動揺し、本来のジャンプができなかったのでは?」という指摘もあるが、不振脱出のカギは「おひとりさま」の時間配分にあるようだ。

 

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