アメリカの映画情報サイト『TC Candler』による「最も美しい顔100人」が今年も発表され、アジア人男性部門11位に『嵐』の相葉雅紀がランクインした。しかし、この結果を巡ってネット上では異論が相次いでいる。
同ランキングには中国系俳優やK-POPアーティストをはじめ、アジア各国のスターたちが多数ランクイン。日本人では相葉と同じジャニーズ事務所の健闘が目立ち、100名中13名と全体の1割を越える人数が顔を並べた。
日本人トップに輝いたのは、アジア全体で3位にランクインした俳優の古川雄輝。続いてスケート選手の羽生結弦がアジア5位で2番手につけ、相葉の11位は日本人3番手、ジャニーズ勢でトップの順位となっている。
ファンですら疑問を呈すも、実態を見れば納得…
相葉といえば親しみやすさを売りにしており、グループの中でもビジュアル担当ではないキャラクター。さらに、『Hey!Say!JUMP』山田涼介、『ジャニーズWEST』の藤井流星と小瀧望、『King&Prince』永瀬廉といった屈指のイケメンたちが相葉より低い順位だったため、ジャニーズファンの間でも、
《相葉さん好きだけどジャニーズトップってのは…》
《流星や廉より上ってのは分からんなぁ》
《山田、小瀧が相葉ちゃんより低いの!?》
《よく基準が分かんないねこれ》
《相葉くん好きだけど山田より上はさすがにない》
などと疑問の声が相次いでいるのだ。
しかし、同ランキングの〝正体〟に目を向けると、こうした疑問が上がるのも当然だと分かってくる。
「芸能好きならば一度は聞いたことがあるであろう同ランキング。ネットニュースや雑誌など多くのメディアでも取り上げられ、ある程度〝権威あるランキング〟として扱われています。しかし、その実態に目を向けると、順位を決めているのはあくまで一個人。アメリカに在住しているサイトと同名のイギリス人男性が主観で選んでいるため、何の権威もないと断じざるを得ないのです。有名な企画とはいえ、個人が主観で決めている以上は疑問が残る順位になるのも無理はありませんね。なぜこんなランキングが日本でオフィシャルのように持てはやされているのか不思議ですよ」(WEBメディア運営)
毎年大きな盛り上がりを見せる同ランキングだが、どうやら看板が実態以上に大きくなってしまっただけのようだ。これからは順位に一喜一憂せず、個人の感想と思って俯瞰的に見るべきだろう。