木村拓哉を完コピ!?『ジャニオタ男』 知られざる苦労と苦悩…

木村拓哉

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

世の中には〝男性のジャニーズファン〟が一定数存在している。

彼らの共通点は、他ジャンルの同性ファンに比べて圧倒的に好奇の目で見られること。好きな男性ミュージシャンの曲を聞き部屋にポスターを張っても何ともないが、これがジャニーズアイドルに変わった途端に周囲から否定されることが多くなる。

しかし考えてみれば、俳優・音楽からスポーツ界に至るまで、同性ながらパフォーマンスに引かれるファンは珍しくないもの。女性に至っては多くの人に憧れのモデルやアーティストが存在し、アイドルに至ってはアイドル好きが高じて自分もなってしまうパターンが主流になっている。

男性のジャニーズファンは芸能界にも多く、『ゴールデンボンバー』歌広場淳と日本テレビの青木源太アナウンサーは〝2大巨塔〟に数えられる人物だ。また、『ブラックマヨネーズ』はコンビそろって木村拓哉に憧れていた時期があり、髪型やファッションを〝完コピ〟しようとしていたとテレビでよく披露している。

昨年9月の『モニタリング』(TBS系)では、木村とロケで共演した際の心境を「サッカー少年がメッシに会った感覚」「ザビエルがキリストとお話させてもらっているような…」と例えた。

 

いい点、悪い点に“あるある”が

「実際、好きなメンバーの髪型やファッションを真似できるのは男性ファンの特権ですね。モデルやアイドルに憧れる女性のように〝お手本〟ができ、身だしなみにも気を使うようになっていきます。また、声質の問題により、女性ファンよりもカラオケで歌いやすいというのもメリットの1つでしょう」(ファン歴13年男性)

しかし、一方でデメリットも多いようで…。

「あまり背が高い男性だと、コンサート中は後ろの女性の死角になることもあるため、常に後ろを気にしながら鑑賞しなければなりません。また、ネット上で知り合ったファンと会う場合には〝出会い目的〟と思われないよう特に気を使って接する必要がある他、チケット取引もダフ屋や詐欺を疑われる可能性が強まってしまう印象があります。一言でまとめると、圧倒的マイノリティーゆえに配慮が必要で、〝肩身が狭く〟感じることが多いのではないでしょうか」(ジャニーズウオッチャー)

男性ファンを巡っては、2017年に『Jヲタ男子☆朝比奈くん』なるコミックスが販売されたことも話題になっている。同作は「校内の美少年が実は『Jヲタ男子』だった」というラブコメディーなのだが、女性ファンの行動をそのまま置き換えたような描写が多く、男性ファン特有の苦悩などはそこまで描かれていないようだ。

かつての『SMAP』や『嵐』など、一般的な存在になればなるほど性別を超越したファンが付くもの。男性がジャニーズ好きだからといって批判されるいわれなどないのだから、世間の固定概念はゴミ箱に捨てるのが正しいと言えるだろう。

 

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