『川崎殺傷事件』被害者少女の顔写真を必死に探す“マスゴミ”に批判殺到

(C)Aaron Amat / Shutterstock

川崎連続殺傷事件の報道が加熱している。今度は多摩市・永山にあるフォトスタジオに、テレビ局関係者と思われる人物が来店し、事件で亡くなった少女の写真を探していたことが分かった。

このフォトスタジオは5月30日、ツイッターに「某テレビ局から『登戸の事件で亡くなった女の子が多摩市に住んでいましたが、記念撮影などで利用したことがありませんか?』と電話があった。市内のスタジオにもいろいろ電話しているぽかったので、仮に撮影でご利用されていても絶対にデータは提供してはいけない。被害に合った子の顔をさらさないでほしい」と〝怒りマーク〟を付けてつづった。

さらに続くツイートでは、「そして先程、サラリーマン風の男性が来店して、『七五三の写真を撮りたいからスタジオを見せてほしい』と言うので親切に案内した。『子どもの記念撮影をしたサンプル写真とかありませんか?』と言うので『ツイッターに上がっているものは見れるけど、それ以外はお見せできない』と伝えた」とコメント。店員が見送りのため外に出ると、駐車場に黒塗りのハイヤーが待機していたという。

ネット上では、

《そこまでして被害者の顔写真が欲しいのか!》
《記者も仕事とはいえ、やり過ぎのような気がするな》
《加害者よりも被害者のプライバシーが暴露されてしまうのは問題だろ》
《今さら顔写真がないとダメなのか、報道を受け取る側も考える必要があるね》

など、厳しい意見、考えさせられる意見が殺到している。

 

マスコミがマスゴミ化するのは視聴者にも原因が…

「このような事件が起きた場合、記者が真っ先に探すのが〝ガン首〟と呼ばれる容疑者の顔写真です。直接、容疑者の家に行く場合もありますが、写真が出てくることはほぼありません。そのため、近隣の家や学生時代の友達などをしらみつぶしに当たり、卒業名簿やスナップ写真を借りるのです。容疑者が高齢でも子ども時代の写真がニュースに流れるのはそのためですね。今回のケースは、被害者少女の写真を探していたということですが、まともな店ならば、個人データを記者に流すことは絶対にありません。バレたら大問題ですからね。どこの局かは明らかにされていませんが、やり過ぎだと思います」(全国紙記者)

もっとも、このような写真の集め方は、雑誌やテレビ局記者の間ではごく当たり前だという。最後はカネにモノを言わせ、10万、20万円と謝礼を提示するため、いずれ誰かが買収されてしまうそうだ。また、中には自ら写真を売り込みに来る関係者もいるという。

「不謹慎な話ですが、被害者がいわゆる〝美人〟だった場合、それだけでワイドショーの視聴率が上がるのです。マスコミのやり方ばかりが非難されますが、視聴者側の姿勢も問われているのです」(マスコミ学科教授)

このような凄惨な事件が起きると、世間から一斉に注目が集まるのは仕方のないこと。しかし、被害に遭われた方やその関係者を慮る気持ちが最も大事であることは言うまでもないだろう。

 

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