元マネジャーと共に移籍か?SMAP解散騒動で心身が疲弊した香取慎吾の今後

今回の件で浮き彫りになった心配な点は、香取慎吾の心の状態だろう。SMAPを担当していた元マネジャーのI氏が画策したSMAP独立騒動を機に、精神のバランスはいまや“ドン底”の状態だという。

「SMAPを冷遇していたジャニーズ事務所のジュリー喜多川副社長に対し、I氏は複数の大手芸能事務所の幹部に、SMAPと『Kis-My-Ft2』を引き連れて移籍する交渉をしました。しかし、木村拓哉がジャニーズへの残留に翻意し、グループの空中分解が始まったのです」(大手芸能事務所関係者)

実はこのとき、複数の大手芸能事務所の幹部からは「中居は欲しいけど、他のメンバーは持て余す。木村もそろって5名全員の移籍が条件。それ以外は引き受けられない」と通告されていたのだ。

戦後最大級の国民的な男性アイドルグループだけに、移籍のための金も相当な額がかかる。移籍後に商標の関係でSMAPの名称が使えなくなっても、楽曲のセールスはできる。しかし、全員が揃わないとグループとしての存在価値が薄れ、投資コストに見合わなくなるというのが複数の芸能事務所側の見立てであった。

さらに、ジャニーズ事務所から独立した場合は、ジャニーズ事務所に所属するタレントとの共演はできなくなる。共演だけでなく、ジャニーズ事務所所属タレントが出演している番組の裏番組への出演もご法度とされる。テレビ局などへの圧力もあることから、移籍できたとしても飼い殺しのような状態になるのだ。