無理難題だらけの2026年札幌冬季五輪誘致案が進行中

さらに、東京五輪前年の2019年には、森喜朗東京五輪組織委員会会長が肝いりで招致したラグビーのワールドカップも開催される。

「国際ラグビー評議会(IRB)やIOCなどの役員たちの宿泊施設については、ホテルのグレードや部屋の面積まで事細かく決められるなど、表面的な資金だけでなく、隠れた接待資金も必要です。“大名行列”が立て続けにやってきて、日本人を食い物にするような日本での開催には、これ以上は耐えられません」(スポーツ専門誌ライター)

リオ五輪の日本人選手の活躍ですっかり忘れ去られた雰囲気だが、5月にはイギリスのガーディアン紙が東京五輪の裏金疑惑を報じている。一時の特需のために、これ以上未来と現在を犠牲にはできない。