放送事故レベル!? 明石家さんまの“吉本騒動”イジりに共演者動揺…

明石家さんま

画/彩賀ゆう(C)まいじつ

8月6日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、番組サイドがミスを犯した。収録日は吉本興業の岡本昭彦社長が開いた謝罪会見の翌日で、出演者には「吉本の闇営業関係の発言はNG」と通達を出していたにもかかわらず、司会の明石家さんまは会見ネタを前面に押し出したトークを披露。出演者が大慌てする一幕があった。

さんまは登場するなり「こんな日に収録なんてな」と同じ吉本興業の陣内智則に話し掛け、松竹芸能の『よゐこ』濱口優に「何人か(所属芸人を)送り込むことになるかも分からない」と嘆き、場を和ませた。

 

さんまに「NG事項」伝わらず…「まず俺を止めろ!」

会見当日に社長本人から連絡があったというさんまは「テンポが悪い」とダメ出ししたと明かすなど、吉本の闇営業問題を隠す様子は見せなかった。予備校講師の坂田アキラ氏にも「社会は今、『地歴』と『公民』に分かれている? 『反社会』はないの?」と闇営業問題の発言を包み隠すことなく披露し笑わせた。

見かねた濱口が、収録前に番組側から要請された内容を口に。「僕、(収録を)始める前に止められてるんですから! 絶対(吉本の問題を)言わないでくださいって…」と、口止めされていたことを明かした。他の出演者も番組サイドから要請を受けていたものの、さんまだけが番組サイドから説明を受けていなかった様子。さんまは辺りを見回し、「まず俺を止めろ!」とスタッフを一喝。スタジオは笑いに包まれた。

番組サイドが吉本興業に〝忖度〟した形だったが、視聴者からはさんまや濱口の機転の利いたトークを称える声が上がっていた。

《さんま吉本のやつネタにしやがった》
《さんまさんさすがだな〜、ガンガン笑いで吉本いじってく感じすごいわ》
《見てる側としては(闇営業問題を)言ってくれた方がスッとなって楽しめる》

どうやら視聴者は番組側の〝忖度〟を不問に付した模様。収録の裏側を十分に楽しんだようだ。

 

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