福山雅治の下品なパパラッチ役には少し本性も入ってる?

それにしても、偶然とはいえ、“新妻ご懐妊記念”となった映画がコレとは、タイミングがよすぎるのか、悪すぎるのか。

これまでの端正なイメージを払拭するかのようにボサボサ頭で、無償ヒゲを生やし、ゲスな台詞を駆使する福山に、女性ファンは「キャー、やめて」と叫ぶのか、その汚れ役ぶりに「ワイルドなマチャもいいわ」とうっとりするのか、まあご自由に。

もっとも福山だって、自分がMCのラジオ番組にセクシー女優を呼んだり、下ネタしゃべりまくりだったりしていたのだから、この役柄も福山らしいといえばらしいのだけど。

元敏腕カメラマン、現在は写真誌にダニのようにくっついて自堕落に生きている主人公が、新米女性記者を無理やり押し付けられ、凸凹ケンカコンビを組んで、スクープを追いかけるハメに…。

この相手役が若手女優ナンバーワンの二階堂ふみ。最初は福山のことを「最低!」と反発し、パパラッチ仕事も軽蔑するが、福山に薫陶されると才能を開花させ、次第に優秀なパパラッチ記者になっていく。ベテランから素人新人への任務に対するスパルタ的継承、というこの手のドラマの王道に則っている。

福山と二階堂の“濡れ場”も少しあるが、描写はマイルドなので、妊婦の新妻・一恵サンの許容範囲と見た。