福山雅治の下品なパパラッチ役には少し本性も入ってる?

あと、女性はつくづく環境の生き物、生命力に溢れて頼もしい、と感心させられるねえ。二階堂の名台詞「おじさんって、何で表現がいつも野球用語なの?」。確かに、それは言える。照れるぜ。

監督は『モテキ』、『バクマン』の大根仁だけに、写真誌などゴシップ業界の現状など、現代風俗への斬り込みは相変わらずイキイキ。

後半は、主人公と通じる“噂の情報屋”(リリー・フランキー)が話のキーマンとなり、想定外な展開へと進み、福山の扱い方も意外や意外で、またも女性ファンが唖然呆然としそう。おっと、ネタバレ禁止というお触れがあるので、このへんにしておこう。

本作で想起するのは、昨年公開された洋画で、やはり唾棄すべきパパラッチを描いた『ナイトクローラー』という傑作だ。あのジェイク・ギレンホール扮する主人公に比べると、今回の福山は汚作りで奮闘するも、狂気度やゲス野郎度の点でやや劣るし、絶望度も足らないような気がする。

これは、福山のパパラッチぶりを見る映画。やりすぎか、まだまだか。貴方はどっちだと思う?