9月4日、ジャニー喜多川氏の『お別れ会』が東京ドームで行われた。芸能関係者が参列する「関係者の部」と一般のファンも参列できる「一般の部」とに分けられたが、思いの外、著名人が集まらなかったと評判だ。
「元『SMAP』の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は、予想通り現れませんでした。注目のもう1人、元『TOKIO』の山口達也氏も欠席。彼はクビになった身ですが、案内状は届いていたようです。これでジャニーズ復帰は永遠にないかもしれません」(ジャニーズライター)
かつてジャニーズにいた郷ひろみは出席。元『シブがき隊』の薬丸裕英、布川敏和は出席したものの、本木雅弘は欠席した。
「本木は1988年の『シブがき隊』解散後、すぐにジャニーズ事務所を退社し、俳優へと転身しました。91年に、あの篠山紀信氏撮影のヘアヌード写真集を発売。ものすごいインパクトを世間に与え、完全に〝元ジャニーズ〟というイメージを消し去ることに成功しましたね。本木はジャニーズにいたことで心が病んだと陰でいわれていました。今回、会に出席しなかったことで、やはりそれは本当だったのかという気がします」(女性誌記者)
一方、伝説のグループといわれた『光GENJI』からは、看板の大沢樹生が出席。もう1人の看板だった諸星和己は現れなかった。
「諸星は事務所を辞めた後、『月給は15万円だった』『(ジャニー氏に)人を見抜く慧眼なんてない』などとボロカスでした。彼に関しては、おそらく呼ばれなかったのでしょう」(前出のジャニーズライター)
ジャニーズと懇意と思われたくない?
出席した主な有名男性芸能人としては、北島三郎、北大路欣也、武田鉄也、舘ひろし、『爆笑問題』など。女性芸能人は黒柳徹子、泉ピン子、和田アキ子、黒木瞳、真矢ミキなどだった。
「若い女優のあまりの少なさには驚きました。和田が来ているのには同じ事務所の石原さとみは現れなかった。石原は山下智久と共演を経て交際し、その後に破局。顔を出したくなかったのでしょうか。亀梨和也と交際していた深田恭子も来ませんでしたね」(前出の女性誌記者)
『NEWS ZERO』で櫻井翔と共演しているフリーアナの有働由美子は、出席すると思われていたが欠席。
「有働はキャスターですし、ジャニーズびいきと思われるのを嫌ったのだと思います。ジャニーズと共演したことのある人気女優が軒並み欠席したのは、みな事務所と懇意だと思われたくないためでしょう。木村拓哉と共演の多い江口洋介、元ジャニーズの反町隆史が来なかったのは意外でした。やはり同じ理由かもしれません」(芸能プロ関係者)
ジャニー氏ではなく、事務所自体は想像以上に敬遠されているようだ。