
(C)Wanwalit Tongted / Shutterstock
ソロ歌手・YUI として一世を風靡し、現在は『FLOWER FLOWER』のボーカルとして活動しているyuiが、9月11日に北海道で路上ライブを行った。
往年のヒット曲『CHE.R.RY』を含んだ同ライブはゲリラ的に行われたもので、SNS上では《YUIが路上ライブしてて泣いた》《思わず5度見した》など、有名歌手の路上ライブに驚く声や撮影されたムービーが大きな話題に。「FLOWER FLOWER」も公式インスタグラムでライブ配信を行っており、ライブ後には、
《久しぶりの路上ライブ! 久しぶり過ぎて緊張したけど楽しかった♪ 立ち止まってくださった方、寒い中ありがとう》
《最高の時間でした》
と、yui本人もインスタで感想をつづっている。また、バンドの公式ツイッターによると、路上ライブは収録までの空き時間に開かれたとのことで、
《弾きたいときに歌い奏でるのが弾き語り。いつどこかはわれわれも分からず》
《ゲリラライブ各地まだまだあるやもしれませぬ》
と、今後の期待もほのめかせている。
嫌々やっていた過去の楽曲復活にツッコミ?
多くの話題を呼んだ今回のライブだったが、曲目にはソロ時代の代表曲「CHE.R.RY」なども含まれており、ネット上には、
《世間が作り上げたYUIっていうキャラクターに疲れたって言ってたよね》
《チェリーみたいな曲やりたくなくて辞めたと思ったのにまた歌ってるんかい!》
《YUI時代をやりたくなかった黒歴史にしてるくせに》
《売れてるときの曲って自分が作りたかった曲じゃなくて嫌気差してたんでしょ。今さらCherryを披露とかシラケる》
などといった反応も。彼女は『YUI』として活動休止を宣言した2012年、一部スポーツ紙により、
《デビュー当時は女優としても使われていましたし、そういうアイドル的な扱いに異常なまでの嫌悪感を示していた》
《事務所の戦略にストレスをため続けていた》
《曲を出せばほとんどと言っていいほど、主題歌だったりエンディングテーマになったりタイアップが付いていた。このタイアップ商法も気に入らなかったようです》
などと、音楽性の違いを巡って事務所と対立していたことが報じられていた。また、『FLOWER FLOWER』として出した楽曲『コーヒー』には、
《ポップなメロディー嫌気が差すの》
《歌ぐらいは自由に歌わせてくれよ 消え失せろ…》
など、当時の自分の楽曲を否定したともとれる詞が散りばめられている。そんな後に〝アイドル的楽曲〟の代表でもある「CHE.R.RY」を歌ったことに、疑問を感じてしまった一部のファンもいたというわけだ。
とはいえ、かつての名曲が久しぶりに聞けて、多くのファンとすればたまらなくうれしいことだっただろう。これからも自身の追究する音楽活動をガンバってほしいものだ。
誰も気が付いていない1曲目かな。 pic.twitter.com/K2HwiOYvnq
— FLOWER FLOWER&#YUI_NATURAL Release!! (@FFLOWER_STAFF) September 11, 2019
【画像】
Wanwalit Tongted / Shutterstock