東山紀之『サンデーLIVE!!』テコ入れできない裏事情に“同情”の声

東山紀之

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

ジャニーズ『TOKIO』国分太一がMCを務める朝の情報番組『ビビット』(TBS系)が〝ついに〟終了することになった。すると今度は、同事務所の東山紀之がMCの『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に〝同情〟の声が集まり始めたという。「終われなくてかわいそうに…」そんな理由らしい。

同番組は2017年10月のスタート。日曜日の早朝5時50分から8時30分までという長丁場だ。

「もともと東山は、キャスターなど興味がなかったと言います。ところが、事務所内では冠番組的にニュースや情報番組を持つ者が増えてきた。特に年が近い『TOKIO』の城島茂が15年に情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)を持ったことで、東山もがぜんヤル気になったそうです」(ジャニーズライター)

東山は番組が決まった際に「オレ、司会にも自信あるんだよな」とのたまったそうだが、トンデモない勘違いだったことは言うまでもない。

「同番組はテレビ朝日、ABCテレビ、メ~テレの3社共同制作なのですが、責任分散のために3社で作っているという話もあります。何しろ東山はジャニーズのタレント部門ではナンバー2の実力者であるとともに、その仏頂面はどうも近寄り難い。しかも事務所でヨイショされているせいか、自分を落としたギャグなんて間違っても言わない。周囲も疲れるわけです」(同・ライター)

 

気ばかり使って報われない

ジャニーズのタレントがMCを務める情報番組は皆同じだが、東山もニュースの専門家ではないし、時事に詳しいわけでもない。だから、

「要するにパターンは同じで、この番組も東山がまず話を取り上げ、局の小木逸平アナが簡単な説明。続けてコメンテーターに振るという図式なのです。別に東山でなくてもできるし、彼の笑いもしない話しぶりは見ていて不快。コメンテーターは古田敦也氏やタレントの浅尾美和などをそろえていますが、みんな気を使っているようで痛々しい」(テレビライター)

これで視聴率がいいのなら不評も少なかっただろうが、いかんせん日曜の早朝。長時間のために多少のバラつきはあるものの、視聴率は2~3%と低迷。

「テコ入れのために時間短縮や内容変更なんてうかつにできないんです。東山は事務所の幹部というだけでなく、ドラマ『刑事7人』シリーズや時代劇で、テレ朝を中心に出ています。ヘソを曲げられたら大変。約2年前の起用でしたが、当時はジャニーズのブラック問題も表面化していなかった。東山のために番組を作ったともいわれ、完全に局の失策でしょう」(同・ライター)

国分と同じように、ゴールデン帯のMC番組を用意してあげれば何とかなるのだろうか…。

 

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