たけし、さんま、所…お笑い老害ビッグ3“時代錯誤発言”連発で呆れ

ビートたけし 

(C)まいじつ 

平成が終わり「令和」という新しい時代を迎えた今、悲しいことに〝平成に取り残されてしまった〟大物芸能人たちがいるという。明石家さんま、所ジョージ、そしてビートたけしの3名だ。全員自らの看板番組を持ち、お笑い芸人という枠を超えて活動する〝日本の宝〟ともいうべき存在なのだが、昨今のテレビ番組における発言で、視聴者から反感を買い集めているようだ。

11月2日から3日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 日本のスポーツは強いっ!』(フジテレビ系)に、ビートたけしがMCとして、明石家さんまがゲストとして出演した。

「批判が集まったのは、たけしがラグビー日本代表選手らとともにトークする場面。史上初のベスト8に進出し、大いに盛り上がった『ラグビーW杯2019』でしたが、中でも大活躍したドレッドヘアがトレードマークの堀江翔太選手に対し、たけしは『奥さんよく一緒になってくれたよな、子供作る気にならないだろ』と、いつもの調子で容姿をイジりました。この失礼な発言に対し、視聴者からは『こういう発言で笑えないし笑いたくない』『たけしはモウロクしてきたのでは? このままボケていくたけしを見るのはつら過ぎる』などと、批判の声が上がっています」(テレビ雑誌編集者)

 

他人を傷つける笑いに嫌悪感

歴代ワースト視聴率を記録した同番組だが、もちろん好評を受けたコーナーはある。2000年から17年連続で放送された人気企画『ラブメイト10』だ。同コーナーは、ゲストの明石家さんまが、1年間で気になった芸能人女性をランキング形式で発表するというもので、今回3年ぶりに復活し盛り上がりを見せたのだが…。

「〝明石家さんまがお気に入りの女性をランキング付けする〟という、そもそものコンセプトに違和感を持つ声が続出しました。さんまに〝セクハラ常態化〟のイメージが染みついていることも相まって、ネット上では『普通にセクハラじゃないの? こんなの発表』『気持ち悪い爺ィ発言』などと、嫌悪する声が多く上がっているのです」(芸能ライター)

また、所ジョージも今年4月に『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)にてゲスト出演した際、「孫を作ることが一番の親孝行だ」と〝孫ハラ〟発言をしてプチ炎上。《子供ができない体の人もいること考えて》《一気に不快感出てきたな》などと、こちらも批判の声が上がっていた。

「今の時代、容姿イジリやセクハラ発言など〝誰かを傷つける笑い〟は古い。自分も他人も多種多様な生き方を選択し、認め合う時代に、お三方の笑いはミスマッチなのです」(同・ライター)

悲しいかな、時代はこのように移ろっていくのだと〝日本の宝〟たちに教えられているようだ。

 

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