『イッテQ!』45歳の独身女性をイジり批判続出「不快だった」

(C)Andrei Korzhyts / Shutterstock

11月10日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、ナレーターによる〝イジり〟が出演者を侮辱しているとして視聴者から批判を浴びている。

この日は、世界の絶景をバックに撮影した写真をカレンダーに収める「カレンダープロジェクト」のロケに金子貴俊が挑戦。東アフリカのタンザニアで最大体重3トンのカバが8、9月に大群をつくる光景が見られるようで、そのシーンを収めようと同国を訪れることになった。

同コーナーは『プロジェクトX』(NHK)で有名な田口トモロヲが、同番組のパロディー風のナレーターを務めている。ナレーションでは、髪を後ろで結んだ金子の額を「サバンナ地帯」「年々砂漠化が進んできている」と表現し、髪が薄くなっていることを揶揄するなど、いつものように笑いを誘った。

 

独身女性マネジャーに「心配になる」「気の毒」と声をかぶせ…

その後もナレーションでの〝イジり〟は止まらない。金子の女性マネジャーを「45歳独身」と強調。目的地の「カタビ国立公園」に向かう途中で訪れたマサイ族の観光村では、マネジャーが冷製パスタを作り、ロケ隊に振る舞ったところ、ナレーションでは「お料理合コンに通い続けて2年、全く結果が出ないことに見切りをつけて退会した」などと、未婚であることを茶化す。

一同から45歳の誕生日をサプライズで祝われ、思わず号泣する姿に対しては、「今までどんな誕生日を過ごしてきたのか心配になる喜びよう」「おめでとうという気持ちになるより、気の毒な気持ちになるのはなぜだろう」とナレーションを入れた。

一連の出演者イジりに、視聴者は不快感を示している。

《イッテQの独身いじりがひどくて見ていられなかった》
《「気の毒」ってナレーションしてたの不快だった》
《独身、それも女性が独身のことを何でそんなに嘲笑うかのように演出するのか》
《独身女性への当たりが強い編集》
《結婚してない40代女性はみんな不幸だと思ってるの?》
《独身45歳女子へのイジりは、世間の皆様にはどう映るんだろうなあ?》

未婚率が上昇傾向にある 昨今、世間には受け入れられないようだ。

 

【画像】

Andrei Korzhyts / Shutterstock

【あわせて読みたい】