琴奨菊

優勝力士が5名も出た今年の大相撲――来年はより一層の波乱の予感

本年を締めくくる大相撲11月場所が終わり、本場所を終えた力士たちはいま、九州と沖縄を回る冬巡業の真っ最中だ。今年は相撲界にとってどういう1年だったのか、振り返ってみよう。 今年は大関の活躍が目立った年だった。初場所の琴奨菊の優勝を皮切りに、稀勢の里が夏、名古屋、秋場所と3場所連続して綱取りに挑んだ。さらに秋場所は豪栄道…

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「引退後」を語るようになった白鵬は春場所終盤戦に盛り返せるか

大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)は大関の琴奨菊(32)の綱取りという話題もあり、チケットはゴールドを通り越してプラチナとまで言われるようになった。その超人気の場所もいよいよ大詰めを迎えている。 “荒れる春場所”というキャッチフレーズ通り、今年も3日目までに3横綱全員に土がつく展開になった。しかし、良きにつけ悪しき…

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五郎丸だけじゃないアスリートたちのルーティン

現在、開催中の大相撲春場所では、大関の琴奨菊(32)の綱取りが注目されている。 琴奨菊といえば、先場所優勝時に “琴バウアー”が話題になった。 「“琴バウアー”とは、最後の塩まきの際に、ルーティンとして左手に塩を握ったまま大きく上半身を反らすポーズのことで、フィギュアスケートの技の一つ『イナバウアー』にちなんで名付けら…

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場所前稽古で絶好調だった稀勢の里が春場所の本命か

大相撲春場所が3月13日から大阪市のエディオンアリーナ大阪で始まっている。 注目は、先場所に10年ぶりの日本出身力士優勝を果たした琴奨菊(32)の綱取りだ。しかし、優勝賜杯を虎視眈々と狙い、余念のない準備をしてきた男がいる。稀勢の里(29)だ。 琴奨菊は先場所後からテレビ出演やイベントに大忙しで、睡眠時間も思うように取…

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綱取りに挑戦する琴奨菊の「2週間調整法」は吉か凶か

大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付が、2月29日の朝に日本相撲協会から発表された。 やはり一番の見どころは先場所、日本出身力士として10年ぶりに賜杯を抱いた琴奨菊(32)の綱取りだ。 いかに大相撲ファンが日本出身力士の優勝に飢えていたかというのは、先場所後からの琴奨菊の各メディアへの露出ぶり…

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反動が怖い! 浮かれすぎ琴奨菊の心配される「綱取り」

今年の大相撲初場所で、10年ぶりに日本出身力士として優勝をした琴奨菊(32)に関する報道が未だに熱を帯びている。 千秋楽の翌日はテレビのワイドショーまで競って取り上げ、本人はもちろんのこと、父親の一典さんまで各局をハシゴしてまわっていた。それから5日後に都内のホテルで行われた結婚式もまるでお祭り騒ぎのようにニュースで取…

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結果を出した琴奨菊の「科学的稽古」が親方衆の指導法を変えるか?

2016年の大相撲初場所は三十路の大関・琴奨菊(32)が初優勝を果たした。 琴奨菊は11年に大関昇進。大関になってから26場所目での賜杯は、昭和以降で最も遅い記録である。近年は怪我に泣かされ、満足に稽古もできなかった時期を経ての優勝だった。 そんな苦労人が、06年初場所以来(栃東)となる日本出身力士の優勝を勝ち取ったが…

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