『ONE PIECE』ワノ国編のモチーフは第二次世界大戦!? 核兵器の示唆に飛び交う考察

『ONE PIECE』ワノ国編のモチーフは第二次世界大戦!? 核兵器の示唆に飛び交う考察

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』の「ワノ国編」をめぐって、一部読者の間で「原爆の風刺ではないか?」との指摘が上がっている。1月31日発売の『週刊少年ジャンプ』9号に掲載された最新話では、その根拠となる意味深なシーンがあり、ウワサに火が付いてしまったようだ。

※『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

ワノ国では、四皇・カイドウの支配する「鬼ヶ島」の城を中心として戦いが繰り広げられている。城には火が放たれているのだが、その地下にある武器庫には、大量の兵器や火薬が。火薬に引火するか、鬼ヶ島が地上に墜落すれば、島ごと巨大な爆弾と化すだろう。

そして第1038話『キッド&ローvs.ビッグ・マム』では、武器庫の様子があらためて描かれることに。部屋の中にある爆発物をよく見ると、「DANGER」の文字と共に、「放射能」を示すハザードシンボルが描かれていた…。

これはつまり、『ONE PIECE』の世界に核兵器ないし、放射能兵器が存在する可能性が明らかになったということではないだろうか。この事実に対して、SNS上では《百獣海賊団は、核爆弾もすでに開発所持しているということだろうか》《火薬の核マークなんなの…鬼ヶ島の火薬がそんなヤバイもんとは聞いてないよ!?》などと波紋が広がっている。

「ワノ国編」が本当に描こうとしているもの

「鬼ヶ島」の直下はワノ国の大都市「花の都」であり、住民が集結する「火祭り」が開催されている最中。もし武器庫に核兵器が存在し、引火してしまえば、とんでもない大惨事が引き起こされることだろう。

また、放射能マーク、空から落ちてくる巨大な爆弾、何も知らない町民たち…といった構図から、「第二次世界大戦」で落とされた原爆への風刺を読み取る人も。《これ放射能のマーク? ワノ国、日本、放射能、爆弾=原爆か爆弾。さすが尾田先生》《もう75年も前に終わった風刺(原爆)をここでぶち込んでくるの、いま、今度は大投資家たちが、悪意でなく善意でワノ国・日本をあの頃と同じ状況にしたいって現実の風刺にもとれる…》といった考察が繰り広げられている。

そもそもワノ国自体、日本をモデルにした国であり、以前から現実の風刺ではないかと囁かれていた。作者本人は明言していないものの、物語の裏に思いがけないメッセージが隠されている可能性はゼロではない。本編でなにか明言される日は来るのだろうか…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

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