『ゴールデンカムイ』305話 鯉登少尉に進化フラグ!?「鯉」が「竜」になる瞬間は…

『ゴールデンカムイ』305話 鯉登少尉に進化フラグ!?「鯉」が「竜」になる瞬間は…

『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)

2月10日発売の『週刊ヤングジャンプ』11号に、大人気サバイバルバトル漫画『ゴールデンカムイ』の第305話『迷い』が掲載された。作中では「第七師団」鯉登少尉の“成長”がドラマチックに仄めかされ、読者から歓喜の声が続出している。

※『ゴールデンカムイ』最新話の内容に触れています

暴走列車の中で剣を交える鯉登と、元「新選組」鬼の副長・土方歳三。土方は猛攻を避けることで精一杯の鯉登に対して、「迷い」があることを指摘する。たしかに鯉登は薩摩出身で、自顕流の使い手であるため、思いきりのよい打ち下ろしが重要だ。

しかし、鯉登は自分のような若輩者のボンボンが命を賭けたところで、勝利できないと悟った様子。自分だけではない「みんな」や「誰か」のために剣を振るうことを決意し、土方と向き合うのだった──。

伝説の剣士との打ち合いに一度は怯んだものの、あらためて自分なりの武士道を見出した鯉登。実際にその後にはすさまじい気迫で土方に迫っており、勝負の行方は分からなくなっている状況だ。

「鯉」の成長によって「竜」となるか

これまでは有能でありながら、未熟なイメージもあった鯉登だが、ここにきて急成長していることは間違いない。ネット上では《鯉登ちゃんの成長が止まんねぇな! おい!》《覚悟が決まるまで待ってくれる土方もカッコいいけど、成長した鯉登がマジでハンパない》《正当に成長した鯉登は立派で凄くカッコよかった》《鯉登さんの成長でいい展開になりそう》《鯉登さんの快進撃、始まりますね…》といった反響が巻き起こっている。

また今回のエピソードで読者が注目しているのが、鯉登の名前。土方からの攻撃を受けた際、鯉登の顔には“縦1本の傷”が付いている。そして鯉登は下の名前を「音之進」(おとのしん)というのだが、「音」という文字に線を加えると、「竜」に変化を遂げるのだ。

日本において、古くから「鯉の滝登り」ということわざがあるのは有名な話。「竜門」という滝を魚が登りきることで、“竜”に変わったという言い伝えから、人間の出世などを表現する言葉となっている。それを踏まえるなら「鯉」の文字を冠した男が、「竜」へと変化するという展開は、あまりにも美しい。

まだ真相は明らかではないが、このまま物語から退場するキャラクターではないはず。本当に戦場を駆ける竜となり、土方を打ち破ってみせるのだろうか。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)

◆過去の「ゴールデンカムイ」レビューはこちら

【あわせて読みたい】