アニメ『ONE PIECE』1010話の引き延ばしもヒドすぎ!“疫災弾”を1カ月も…

アニメ『ONE PIECE』1010話の引き延ばしもヒドすぎ!“疫災弾”を1カ月も…

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

たびたび“引き延ばし展開”によって議論を呼んできた国民的冒険アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)。2月13日に放送された第1010話『氷鬼を破れ チョッパーの火策!』でも、ストーリーがほとんど進展せず、呆れ声が殺到している。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

今回の放送は、トラファルガー・ローがポーネグリフを見つめて自らのルーツを振り返るところから始まった。その後、大看板・クイーンが放った“疫災弾”の影響で、チョッパーが氷鬼のウイルスに感染するシーンが描かれる。

続いてユースタス・キッドが城内で暴れまわる描写に変わった…かと思いきや、今度はドクロドームの屋上が舞台に。四皇・カイドウと「赤鞘九人男」の戦いが描かれた。そしてその後は、ふたたびクイーンたちが暴れる城内のライブフロアでひと悶着が起きる──。

ルフィの味方サイドと、カイドウ陣営との戦いが目まぐるしく展開していった今回のエピソード。しかしほとんどの描写が数分程度しか映し出されず、あまり物語は進んでいない。

今さらではあるが、テンポの悪い展開に《久々にワンピースみたけど、進んでなくない?》《アニメも場面転換しまくってきて進み遅い》《今日も全然進まないで終わった》《アニメ、全然進まないな》《回想もういらねーよ。間延び半端ねーよ》といった批判の声が上がっている。

“ゾンビで尺稼ぎ”が続く現状

一応物語の進展としては、チョッパーが「氷鬼は火に弱い」という特徴を見つけ、抗体を作ることを宣言していた。しかし、そもそもクイーンが疫災弾を放ったのは1月9日の放送であり、すでに1カ月あまりが経過している。

それから数回、放送するたびに氷鬼へ変わっていく侍たちの叫びなどが描かれてきたが、ほとんど進展はなし。ゾンビめいた氷鬼の描写が延々と続いている状況に、視聴者からは《ゾンビで何週稼いでんだよwww》《いつまで氷鬼化する銃撃ってんだよ》といったツッコミも相次いでいた。

ちなみに原作も「ワノ国編」が長く続いているが、アニメ同様に展開はスローペース。そのためアニメがいくら牛歩戦術を使ったところで、原作に追い付いてしまうのも時間の問題と言える。かつて“進みが遅い”などとネタにされた『ドラゴンボールZ』の二の舞にならないよう、面白くなくともアニメオリジナルを挟むなど、視聴者を飽きさせない工夫が必要かもしれない。

いくらストーリーが魅力的でも、テンポが悪ければ台無しになってしまう。原作の面白さを損なわないアニメ化を期待したいところだ。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

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