『Dr.STONE』229話ホワイマンの“思惑”に意見真っ二つ…SF好きからは納得の声

『Dr.STONE』229話ホワイマンの“思惑”に意見真っ二つ…SF好きからは納得の声

『Dr.STONE』23巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

人気漫画『Dr.STONE』の第229話『WHYMAN』が、2月14日発売の『週刊少年ジャンプ』11号に掲載された。とうとうホワイマンの思惑が明るみになったものの、人間とはかけ離れたその思考法に、読者たちが激しい議論を繰り広げている。

※『Dr.STONE』最新話の内容に触れています

これまで人類にとって、「石化」は恐ろしい現象だと思われてきた。しかしホワイマンにとって、それは永遠に死なない“幸運”な状態らしく、人類の石化もあくまで善意で行ったと主張する。

その狙いは、人間を石化装置の持つ力に食いつかせ、ホワイマンの命である「ダイヤ電池」を量産してもらうことにあった。しかし実際には人類は電池を作らないどころか、石化を次々解除。永遠の命を捨てる行為が理解できなかったため、ホワイマンは地球に向けて「WHY」の信号を送り続けたという。

石化の価値を一方的に押し付け、駄々をこねるようなホワイマンに対して、ネット上ではツッコミの声が続出。《ホワイマン、ドジっ子ちゃんかなんかなの?》《価値観違いすぎて最早アホなんじゃないかと…》《アホの子世話焼き系ホワイマンちゃん》《ホワイマンちゃん圧倒的すぎてもはやそういう萌えキャラじゃん》《WHYWHY言ってるホワイマンちょっと間抜けでかわいいと思ってしまった》と、“ポンコツキャラ”扱いされている始末だ。

ホワイマンの失敗は何だったのか

とはいえホワイマンは機械の体を持つ生物であり、知能も人間とはかけ離れているため、生態や価値観が全く異なる。ある意味では、読者が理解できないのも当然と言えるだろう。

また、人智を超えた存在が型破りな価値観を人間に押し付け、物語に波乱をもたらす手法はSFやファンタジーでよく見られる設定。たとえばアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキュゥべえや、手塚治虫の『火の鳥』などが代表的だ。

そのため滑稽に思えるホワイマンの思考回路に、考察意欲を刺激されているSF好きも少なくない。ホワイマンが“失敗”した理由について、《機械だから人間との「生きる」の価値観が違いすぎて交渉材料間違えてる》《生き物として異種との共生関係の経験がない。自分達が生きたいが為に宿主を殺す原生生物》といった考察も上がっている。

次に作中では、ホワイマンと人類の交渉が描かれるはず。永遠の命を欲しない人類を相手に、ホワイマンはどんな手を打ってくるのだろうか…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『Dr.STONE』23巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

◆過去の「Dr.STONE」レビューはこちら

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