『弱虫ペダル』『バキ道』が停滞中…『週刊少年チャンピオン』の衰退がヤバイ!?

『弱虫ペダル』『バキ道』が停滞中…『週刊少年チャンピオン』の衰退がヤバイ!?

『弱虫ペダル』『バキ道』が停滞中…『週刊少年チャンピオン』の衰退がヤバイ!? (C)PIXTA

少年誌の中で独自の路線を突き進む雑誌『週刊少年チャンピオン』が、近ごろ衰退の一途をたどっていると話題だ。誌面の命ともいえる“連載ラインナップ”に、不安を抱かれているらしい。

「チャンピオン」の現行連載陣

「チャンピオン」といえば、『ブラック・ジャック』や『キューティーハニー』、『ドカベン』といった名作を生んだ漫画誌。かつては『週刊少年ジャンプ』などと並ぶ“四大少年誌”とも呼ばれていたが、今ではめっきり聞かなくなった。

連載ラインナップとしては、他誌と一線を画したクセの強い作風が大きな売り。現在の連載陣は、『刃牙』シリーズの最新作である『バキ道』、2008年から続く人気自転車漫画『弱虫ペダル』などが看板作品となっている。

しかし「バキ道」は休載が多い上、キャラたちの扱いをめぐってファンの間でも評価が大きく分かれているのが現状。「弱虫ペダル」も読者からマンネリ化を指摘されるようになって久しい。

その他の連載もあまりヒット作が生まれていないため、ネット上では《チャンピオン読むものなくなってきたな…チャンピオンらしい作品がなくなってきたというか》《弱ペダとハチナイしかわからんわ》《webに移動した僕ヤバが1番伸びてるの時代を感じる。もう紙媒体要らんのでわ》といった声も上がっていた。

次の時代の救世主となるのは…

「チャンピオン」の勢いが衰えたのは、話題作が次々と離れていったことにも一因があるだろう。「マンガ大賞」を受賞し、話題となった板垣巴留の『BEASTARS』は2020年に完結。次いで同作者のサスペンス作品『SANDA』が連載中だが、今のところ前作ほどの人気にはいたっていない。

また、ネットを中心に話題沸騰のラブコメ『僕の心のヤバイやつ』も同誌で連載されていたが、開始早々ウェブ媒体へと移籍している。ストーリーはすでに佳境を過ぎている印象なので、再移籍の可能性はほぼなさそうだ。

こうして見ると爆発力に欠けていることはたしかだが、その一方でヒット作の芽が存在しないわけでもない。盆ノ木至によるギャグ漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』はアニメ化を経て、女性を中心にファン層を拡大中。女子柔道漫画『もういっぽん!』もアニメ化が決定しており、期待が高まっている。

そもそも「バキ道」が休載続きの現状から復活し、往年の輝きを取り戻してくれれば、何もかも解決しそうだが…。「チャンピオン」の未来はどうなるのだろうか。

文=野木

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