『ドラゴンボールGT』はなぜ不評だったのか?「ごめんなさい鳥山先生」のワケ

『ドラゴンボールGT』はなぜ不評だったのか?「ごめんなさい鳥山先生」のワケ

『ドラゴンボールGT』はなぜ不評だったのか?「ごめんなさい鳥山先生」のワケ (C)PIXTA

2022年に新たな劇場版の公開も予定されているアニメ版『ドラゴンボール』シリーズ。長きにわたってファンから愛されているが、実は同シリーズには評価の芳しくない作品も存在する。それは壮大なアニメオリジナルストーリーである『ドラゴンボールGT』だ。

伝説の迷作?「ドラゴンボールGT」

「GT」は「ドラゴンボールZ」の続編として、1996年に放送スタート。5年後の世界を舞台として、子どもの姿になった孫悟空と孫のパン、そしてトランクスの3人による物語が繰り広げられた。

当初は地球の危機を救うために、「ドラゴンボール」を探すという旅路が描かれたものの、その後「Z」のようなバトル路線に路線変更。また、視聴者が離れてしまうことを危惧したのか、新世代の戦士であるパンやトランクスよりも悟空がメインとして扱われるようになっていった。こうした制作側のグダグダな路線変更が、不評の大きな原因となっている。

なにより「GT」では、原作者の鳥山明が作品作りにほとんど携わっていない。鳥山が関わったのは「GT」のタイトルとロゴ、主要キャラのデザイン程度だという。

放送終了から20年以上が経った今でも、ファンからは《普通につまらない。なんというかそれまでのDBを振り返ると不自然の塊みたいな話の展開》《なんか全体的に雰囲気暗いし、そこがドラゴンボールっぽくない》《GTは印象が薄すぎる。ボス級のキャラとか1つも覚えてない》などと批判されている。

ちなみに「GT」というタイトルは「Grand Touring」の頭文字なのだが、あまりの評価の低さに「ごめんなさい鳥山先生」の略ではないかというウワサまで流れるほどだった。