約束された神ゲー『エルデンリング』に低評価殺到? クソゲー疑惑の真相

約束された神ゲー『エルデンリング』に低評価殺到? クソゲー疑惑の真相

約束された神ゲー『エルデンリング』に低評価殺到? クソゲー疑惑の真相 (C)PIXTA

『フロム・ソフトウェア』待望の新作『ELDEN RING』(エルデンリング)が2月25日に発売されたのだが、PC版の評価に異変が起きていた様子。発売前から《約束された神ゲー》などと持て囃されていた同ゲームに、一体何があったのだろうか。

なぜか“低評価”を集めたワケ

「エルデンリング」はいわゆるソウルライクと呼ばれるゲームのアクションと、オープンワールドゲームの要素を組み合わせた作品。フィールドは広大でありながら密度が高く、馬(霊馬)に乗って適当に散策するだけで新たな発見が尽きない。

戦闘は「フロム」の作品らしい難易度となっているが、ボスを無視してレベリングしたり武器を強化できるので、さまざまな方法での攻略が可能になっている。

そんなアクションRPGとしては文句なしの同作だが、リリース当初の『Steam』での評価はまさかの「賛否両論」。ちなみに「Steam」における「賛否両論」という評価は、大作ゲームに関してはクソゲーに片足を突っ込んでいるゲームにつけられることが多い。よっぽど致命的な要素がないかぎり、大作ゲームが「やや好評」より下になることはないだろう。

なぜ「エルデンリング」は「賛否両論」という評価になってしまったのか。実際に「Steam」のレビューを見てみると、低評価をつけたユーザーは、ゲームの内容どうこう以前に《そもそもプレイできない》という人が多かったようだ。

日本だけ「おま値」なのも低評価?

ユーザーが低評価を付けた理由は、PC版「エルデンリング」に不具合が多発していたため。どうやら不正ツール対策として使用している『Easy Anti-Cheat』関連で、不具合が引き起こされたようだ。ユーザーの環境によっては「Easy Anti-Cheat」のインストールすら不可能な場合があるため、ゲームを起動できないことも。

それを受け、ツイッター上の「フロム・ソフトウェア」ユーザーサポート用アカウントは、謝罪ツイートを投稿。「Easy Anti-Cheat」に関連する不具合を認めた上で、《現在、原因を調査しており、進展があり次第ご案内いたします》などとアナウンスした。

そして翌日には、ゲームプレイの安定性を改善するアップデートファイルを配信。迅速な対応が功を奏したのか、2月28日現在では「Steam」内の評価が「やや好評」にまで回復している。

ただゲームの不具合以外にも、「Steam」のレビューでは、《日本だけ20ドルも高い価格設定はいかがなものか》《おま値の理由が知りたいですね》《値段が高い》といった声が。北米などと比べて日本での販売価格が高く、ネットユーザーのよく言う「おま値(お前の国にも売ってやる、ただし割高な値段で)」と呼ばれる状態になっているようだ。

通常版でも日本円で9240円の「エルデンリング」。実際にそれほどの価値はあるゲームだとは思うが、なぜ日本の“褪せ人”にだけ厳しいのだろうか。

文=大上賢一

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Khosro / PIXTA

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