『呪術廻戦』で誤植? 乙骨憂太のルーツをめぐって不可解なセリフが…

『呪術廻戦』で誤植? 乙骨憂太のルーツをめぐって不可解なセリフが…

『呪術廻戦』18巻(芥見下々/集英社)

刊行ペースがはやい週刊漫画雑誌では、ちょっとした誤植が付き物。しかし2月28日発売の『週刊少年ジャンプ』13号に掲載された『呪術廻戦』では、誤植なのか伏線なのか分かりにくいセリフが掲載され、読者を大いに悩ませている。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

気になる発言があったのは、第176話『仙台結界(3)』での乙骨憂太をめぐる1コマ。「死滅回游」に参戦する術師・烏鷺亨子が、乙骨に対して「藤原の人間か」と言い放つシーンがあったのだ。

乙骨は、劇場版『呪術廻戦 0』でも描かれた前日譚で、菅原道真の子孫であることが明かされている。菅原は日本三大怨霊の1人であり、作中では最強術師・五条悟の先祖ともされていた。

乙骨にもその血が流れているはずだったのだが、烏鷺の発言によると菅原ではなく、藤原一族の血が流れていることに。これまでの設定を覆すような事実に、読者たちは《乙骨は菅原なの藤原なの》《呪術読んだけどこれは誤植? それともルーツにそこも関係してくるの?》《それはミスリードですか、誤植ですか、どっちですか。名前似てるから判断つかん》と頭を抱えている。

血統主義の申し子? サラブレッド疑惑も

藤原氏といえば、日本古来から権力者として栄えた一族の姓。中でも藤原時平は菅原道真と険悪な仲で、彼が怨霊化する一因を作ったともされている。また、日本三大怨霊のもう一角である崇徳天皇も藤原の血を引く存在だ。

菅原一族の子孫と言われていた乙骨が、藤原の血筋という話は一見矛盾するように見える。だがその一方で、「藤原と菅原両方の血が流れている可能性」も指摘されていた。

なぜなら、藤原氏の系譜を記録した図書『尊卑分脈』には、一族の1人、藤原佐世が菅原道真の娘と婚姻関係にあり、子を設けたという記録がある。そのため、両家の血を引く子孫は実在しており、乙骨がその家系から生まれたとも考えられるだろう。

もしこれが事実なら、乙骨はかなり高貴な血統ということに。特級術師としての実力を考えれば納得する声も多く、《本当に乙骨に藤原と菅原両方の血が流れてるとしたら強すぎるな》《菅原プラス藤原なんだったら五条なみにやばいのもわかるわ》《ハイブリッドってこと? そうなったらだいぶやべえ家系だな》と騒がれている。

もし藤原発言が誤植なら、単行本化された際に修正されるか、公式から修正のアナウンスがあるはず。何らかの形で真相が明かされるのを待とう。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』18巻(芥見下々/集英社)

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