
『ウマ娘』からのパクリ?『パワプロ』最新作に「本家が擦り寄ってきた」 (C)PIXTA
『パワプロ』シリーズのサクセスモードに“酷似”したゲーム性だと指摘されがちなアプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。しかし最近では「パワプロ」シリーズが、「ウマ娘」から逆輸入するかのような動きを見せている。
「パワプロ」最新作にウマ娘の声優が!
以前から同シリーズには、サクセスモードなどに架空の野球選手などが登場してきた。そして今年4月に発売予定の最新作『パワプロ2022』では、これまで“声がなかったキャラクター”にもCVがつくことに。「パワプロ・プロスピ」の公式ツイッターでは、続々と担当声優が公開されている。
その第1弾として発表されたのは、『実況パワフルプロ野球7』から登場している早川あおいというキャラクター。緑色の髪とおさげが特徴的な女の子で、アンダースローを武器とする女性投手だ。
1️⃣人目は #早川あおい ちゃん!
アンダースローのボクっ娘。今作でも得意の変化球で大活躍でやんす!可愛らしい見た目で意外と短気(?)な所も魅力的✨
担当声優は #青木瑠璃子 さん♪ 変幻自在な声を持つ青木さんのあおいちゃんはどんな声なのか楽しみでやんす😊#パワプロ2022 #パワプロ2022声優 pic.twitter.com/cPAlu62e8X— パワプロ・プロスピ公式 (@pawapuro_pro) March 4, 2022
そんな早川あおいを担当する声優は、「ウマ娘」のエアグルーヴ役で一躍有名になった青木瑠璃子。まさかのウマ娘声優からの引き抜きに、SNSなどでは《エアグルーヴと同じ声優だから、走力はSランク…ではないか》《パワプロで青木瑠璃子はあかん。パワポケと同じ形式の育成ゲームのウマ娘と被るわ》《パワプロのあおいちゃん、声がエアグルーヴさんなの凄いな》《パワプロのあおいちゃんの声をエアグルーヴがやるんか》といった声が。やはり「ウマ娘」のエアグルーヴを想起する人は少なくないようだ。
パロディーネタが得意な「パワプロ」
ちなみに『パワプロ2022』のサクセスモードでは3つのシナリオが用意されており、その中の1つとして『熱血きらめき アオハル学園』編が収録されているという。一方で『ウマ娘』のアプリゲームには、育成モードで『アオハル杯~輝け、チームの絆~』というシナリオが。そのためネット上では、《アオハル学園は意識してないとでてこないネーミングだと思う》《本家が擦り寄ってきて笑った》などと話題になっていた。
「アオハル」という言葉は以前からそこそこ使われて来たため、「ウマ娘」特有の用語というわけでもないのだが、パロディーネタとして意識している可能性は十分ありえる。
たとえば『パワプロクンポケット7』には、『ロックマンエグゼ』シリーズが元ネタと思われる衛具是岩男(えぐぜいわお)といった、カプコン作品のパロディーキャラクターが多数登場。当時『Konami』の『ボクらの太陽』シリーズと、「ロックマンエグゼ」シリーズがコラボしていたため、「パワポケ7」でもこのようなパロディーネタが登場したようだ。
「パワプロ」シリーズのフットワークの軽さなら、「ウマ娘」のパロディーなんてお手のもの。いずれ正式なコラボがあることを期待せずにはいられない。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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