生主系VTuberのファン離れ加速!「ノースキャンダル」がウリだったが…

生主系VTuberのファン離れ加速!「ノースキャンダル」がウリだったが…

生主系VTuberのファン離れ加速!「ノースキャンダル」がウリだったが… (C)PIXTA

かつては「スキャンダルがない」ことがメリットとして挙げられていたVTuber。しかし現実にはそうした願望は実現しなかったようで、近頃ではさまざまなスキャンダルが相次いでいる。さすがのVTuberファンからも、「疲れてきた」との声が聞こえるようになってきた。

スキャンダルが止まらないVTuber界隈

最近の出来事としてもっとも有名なのは、『ホロライブ』に所属していたVTuber・潤羽るしあの契約解除に至る騒動だろう。配信中に歌い手・まふまふから送られたメッセージ通知が映り込んだことで、同棲疑惑などが浮上してしまった。

本人たちは交際や同棲の疑惑を否定していたが、その後「ホロライブ」は潤羽るしあとの契約解除を発表。潤羽るしあの“中の人”による、情報漏洩などの契約違反行為があったという。

また一連の騒動からほどなくして、同じ「ホロライブ」所属VTuberの桃鈴ねねに、盗作疑惑が浮上。彼女は関連商品のイラストを自分で描いていたのだが、漫画家・なもり氏や『アイドルマスターシンデレラガールズ』のイラストをトレースしたのではないか…などと指摘された。この件に関して「ホロライブ」は謝罪文を公開し、桃鈴ねねは一時活動を休止。しかしその5日後には、配信活動を再開させている。

別の大手VTuberグループ『にじさんじ』では、ローレン・イロアスがセクシービデオの違法視聴疑惑で炎上。「にじさんじ」も「大枠において真実」と認めており、活動自粛を余儀なくされることに。そして該当ビデオに出演していたセクシー女優・松本いちかから、《次はFANZAでちゃんと買って観てください》とご褒美もとい、お叱りを受けていた。

VTuberというコンテンツの変化

人気配信者たちのスキャンダルが続き、SNSなどでは《VTuber界隈、荒れすぎもう嫌だ》《コンプラとかそういうところきちんとしてほしい》《VTuber界隈ってなんでこんなドロドロしててろくでもないことばっか起こるんですかね》といった声が。VTuberたちの炎上騒動に、辟易としている人も少なくないようだ。

また、『AtCoder株式会社』の代表取締役社長・高橋直大氏による投稿が、ツイッター上で大きな話題に。高橋氏は昨今のVTuberについて、《自分がキズナアイ登場時に夢見ていた、「バーチャル空間上にキャラクターを創造する新しい形」としてのVtuberというのは、とっくに死んでいたんだなあ、と感じている》などと語っていた。

たしかにキズナアイといった黎明期のVTuberは、キャラクターコンテンツとしての色合いが強かった印象。とあるテレビ番組で「スキャンダルがない」などと紹介されたのも、そんな初期のVTuberが活躍していた時期だ。

しかし現在は「ホロライブ」や「にじさんじ」を始めとした、いわゆる生主系のVTuberが主流に。編集された動画ではなくライブ配信が主な活動で、初期のVTuberに比べて“人間らしさ”を前面に押し出している。

一方で動画主体のVTuberがいなくなったわけではなく、VTuberというコンテンツが多様化しただけ…とする見方も。その割には生主系のVTuberが多すぎる気もするが、今後はどのように発展していくのだろうか。

文=大上賢一

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Khosro / PIXTA

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