『ONE PIECE』ジョイボーイは800年前のニカ? ひとつなぎの大秘宝に迫るヒントも

『ONE PIECE』ジョイボーイは800年前のニカ? ひとつなぎの大秘宝に迫るヒントも

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

「ワノ国編」がクライマックスに差し掛かり、新事実が次々明かされている漫画『ONE PIECE』。とくにジョイボーイの正体についてはさまざまな考察が飛び交っているが、「太陽の神ニカ」の存在によってパズルのピースが埋まり始めたようだ。

※『ワンピース』最新話までの内容に触れています

ジョイボーイとは、「空白の100年」に実在した歴史上の人物。その正体は謎に包まれていたが、ここにきて「800年以上前のニカ」だという説が浮上している。

ニカは「太陽の神」という別名をもち、奴隷たちを苦痛から解放する救世主として語り継がれてきた存在。3月28日発売の『週刊少年ジャンプ』17号に掲載された第1044話では、ルフィが食べた「ゴムゴムの実」が本当は「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”であり、ニカの性質を継承できる能力だと明かされた。

ここでジョイボーイとニカを結びつけるのは、「歴史の本文(ポーネグリフ)」の存在だ。ポーネグリフといえば、世界政府が頑なに隠そうとしている「空白の100年」を記したもの。作中ではアラバスタ王国、魚人の国、空島、ワノ国などで存在が確認されている。

そしてポーネグリフがある国々には、「太陽」を重要視しているという共通点が。たとえば、アラバスタ王国の国旗は太陽のシンボルで、光月家の家紋も太陽。空島では生贄に捧げられることを「太陽の神に迎えられる」と表現しており、魚人族も「タイヨウの海賊団」を結成していた。

すなわちジョイボーイがポーネグリフを残したのは、太陽信仰のある国々だと考えられる。その理由は、彼が「太陽の神」ニカの化身だったからではないだろうか。

ジョイボーイの知られざる過去

さらに考察を深めていこう。世界政府は歴史から抹消しようとするほど、ニカの能力を恐れていた。その理由は、過去のジョイボーイ=ニカの行動に関わっているかもしれない。

世界政府が誕生したのは、「空白の100年」が終わった直後の800年前。そのタイミングで「20人の王」が、全世界を統括・管理する組織を立ち上げた。そしてそれ以前には、彼らと敵対する勢力が存在したものとされている。おそらくジョイボーイは、その“敵対勢力”の一員だったのだろう。

ジョイボーイは「現・世界政府」との戦争の歴史として、「空白の100年」を記録しようと考えた。そして同じ勢力として戦った光月家に、ポーネグリフを作らせた…。現在の「ワノ国」が世界政府未加盟国なのも、こうした事情であれば理解できる。

また、「アラバスタ王国」には世界を滅ぼしうる古代兵器「プルトン」が存在するという。そしてこの国の始祖であるネフェルタリ王家は、かつて「聖地マリージョア」に住むことを拒否した、天竜人の“裏切り者”。そう考えると、「プルトン」はジョイボーイによって託された兵器なのかもしれない…。