『かぐや様』248話“主人公不在”で叩かれるも…評価がひっくり返る伏線回収

『かぐや様』248話“主人公不在”で叩かれるも…評価がひっくり返る伏線回収

『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』25巻(赤坂アカ/集英社)

大人気ラブコメ漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の第248話『かぐや様は抜け出したい』が、3月31日発売の『週刊ヤングジャンプ』18号に掲載された。四宮かぐやと黄光の対決シーンが描かれたが、その“解釈”をめぐって評価が分かれている。

※『かぐや様』最新話の内容に触れています

軟禁状態のかぐやを救出するため、四宮家本邸に忍び込んだ早坂愛。ハッキングで警報装置を誤作動させることによって、かぐやが逃げ出す隙を作る。

無事に本邸を抜け出したかぐやは、離れにある金庫に向かい、父・雁庵の遺言状を持ち出すことに成功した。しかし、そこに四宮家を牛耳っている長兄・四宮黄光が登場。力尽くで遺言状を奪おうとするが、救世主のごとく石上が現れるのだった…。

ついに黄光との直接対決が繰り広げられた今回の『かぐや様』。現在、黄光は物語上のラスボスと見なされており、いよいよクライマックスといった雰囲気だ。

しかしそんなラスボスとの対決に、白銀は登場せず。さらに黄光がかぐやに手をあげるというお誂え向きなシーンがあったにもかかわらず、助けに現れたのは石上だった。

実は白銀も物語に関わっていた?

主人公であるはずの白銀がいないラスボス戦に、一部の読者たちは違和感を覚えた様子。《会長が蚊帳の外なんですけど…》《そこは会長の見せ場でいいだろw》《会長はどこで何やってるんだ》といったツッコミの声が上がっていた。

しかし実は今回のエピソードでは、白銀に関わる影の活躍が描かれている。注目すべきは、本邸を脱出するタイミングを計るため、かぐやが時間を計るシーン。脱出を成功させるためには、“23時ちょうど”を見計らう必要があったのだが、部屋には時計がなく、スマホも取り上げられている状態だ。

そこでかぐやが頼ったのが、第162話で白銀が誕生日プレゼントとして渡したペンダント。チェーンが振り子時計になっているため、時計代わりに使える仕組みだ。プレゼントを受け取った際、かぐやは「同じ時を生きよう」というメッセージとして喜んでいたが、思わぬかたちで伏線が回収されたことになる。

本人は姿を見せずとも、時計を通じてしっかりとかぐやを救っていた白銀。ちなみに、ペンダントで時間を計るシーンは、わずか1コマで描かれているのみ。気付かなかった読者も多かったため、“誤解”で叩かれてしまったのだろう。

白銀とかぐやが築き上げてきた絆は、どのように結実するのか。この先も目が離せない展開が続きそうだ。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』25巻(赤坂アカ/集英社)

◆過去の「かぐや様は告らせたい」レビューはこちら

【あわせて読みたい】