『ONE PIECE』単行本派を置き去りに? 102巻に落胆「見所ナシ」と大ブーイング

『ONE PIECE』単行本派を置き去りに? 102巻に落胆「見所ナシ」と大ブーイング

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』の単行本に収録されている、おまけコーナー「SBS」では、しばしば作品の核心に迫るような新情報が明かされることでお馴染み。しかし4月4日に発売された102巻は、考察を楽しむファンにとって残念な内容となっていたようだ。

最新刊の「SBS」コーナーは残念?

「SBS」は、作者・尾田栄一郎が読者からのさまざまな質問に答えていくコーナー。最新刊にあたる102巻では、お馴染みの下ネタ系のほか、「ルフィ、キッド、ローがじゃんけんすると誰が勝つのか」「鼻の長いキャラクターベスト5」といった質問が寄せられていた。

より真面目なものとしては、モモの助とカイドウが対峙するシーンの元ネタ紹介や、ゾロが第1010話で使用した技「九刀流阿修羅抜剣亡者戯」の元ネタ紹介なども。終盤ではゲストとしてジンベエ役の声優・宝亀克寿が登場し、質問に答えている。

おまけコーナーとしては十分贅沢な内容だと思われるが、過去にSBSだけで確認できた衝撃的な情報は見当たらない。そのため一部のファンからは、《ワンピ102巻買ってきたけどSBSコーナーがほんとどうでもいい質問ばかりでちょっとがっかり》《102巻のSBSは大した情報がなかった》《ワンピース102巻SBS見所なし キッド海賊団のラフくらい まじで声優インタビューいらない》《102巻のSBSは新情報特になかったなぁ》《ワンピース、SBSがもうちょいまともだったら良かったよ》などと指摘されてしまったようだ。

これまで明かされてきた重要情報

かつての「SBS」では、今後の展開に関わる重要なヒントがよく隠されていた。たとえば有名なのが、59巻に掲載された「麦わらの一味」にまつわるQ&A。質問の投稿者はルフィたちの能力をそれぞれ1~10の数字で表せるといい、「2」と「9」だけが欠けていると指摘していた。

つまりは「2」と「9」の語呂合わせで示される能力の持ち主が、今後「麦わらの一味」に加入するのではないか…。この指摘に尾田は不自然なほどに驚いてみせ、意味ありげに「ノーコメント」と綴っている。いわゆる考察勢が長年議論するきっかけを作った、ある意味で罪深い発言だ。

また65巻では、読者からの「なぜルフィをゴムの能力者にしたのか」といった質問に返答。あえて王道の主人公は避けたとして、「一番ふざけた能力を選んだ」と語っていた。当時は何の変哲もない発言だったが、その後「ゴムゴムの実」が“真の能力”を秘めていたことが明かされると、10年越しの伏線としてファンをざわつかせることに。

そうした出来事を振り返ると、最近の「SBS」がいささか刺激に欠けることは事実だろう。ただ、本編では衝撃の事実が次々と明かされているので、これ以上、考察勢を翻弄しないための配慮なのかもしれないが…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

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