ジャンプ“伝説の打ち切り漫画”作者の新連載が不調…スピリチュアル展開にガッカリ声

ジャンプ“伝説の打ち切り漫画”作者の新連載が不調…スピリチュアル展開にガッカリ声

ジャンプ“伝説の打ち切り漫画”作者の新連載が不調…スピリチュアル展開にガッカリ声 (C)PIXTA

『週刊少年ジャンプ』で期待の新連載としてスタートした神海英雄の『地球の子』。第1話は各所で絶賛されていたものの、それ以降は怪しい雲行きになっている。とくに、家族描写のスピリチュアルな側面が読者を困惑させているようだ。

読者もビビる超展開

同作の中心人物は、ごく普通の人間である佐和田令助と、強力な念動力を持つ特殊能力者「地球の子」として生まれた赤ん坊・衛。世界を守るために犠牲となり、宇宙に取り残された母・かれりを救うため、奮闘する親子の姿が描かれてきた。

第1話では令助とかれりが出会い、別れるまでの過程がドラマティックに展開。それ以降は、主に衛の育児シーンがメインとなっている。

しかし育児シーンにおいて、スピリチュアルな描写が目立ってきた様子。令助が赤ん坊である衛と“熱意”で意思疎通したことに続き、第6話では令助とかれりが交信。令助の母子を想う願いが、宇宙で仮死状態にあるかれりとのテレパシーを可能にしたらしい。

ストーリーに乗れなくなった読者からは、《地球の子が思ったよりスピリチュアル方面に真っ直ぐ飛んでいきそうなの、泣いてしまうぜ》《めっちゃスピリチュアル漫画みたいになってきて若干こわい》《ちょっとスピリチュアルすぎてついていけない…になってる》《マジで作者だけ盛り上がってる感じやな》といった声が相次いでいる。

キャラクターの動き方に不満も

これまでの神海作品は、少年漫画の定番である、暑苦しいほどの「熱血」が物語の中心にあった。以前に連載されていた『SOUL CATCHER(S)』や、伝説の打ち切り漫画として今もなお語り継がれている『LIGHT WING』なども独特の言い回しや熱血が好評だった。

しかし、それが「子育て」という異色のテーマと交わったことで、危うい雰囲気を感じさせる方向へと進んでしまったのかもしれない。

なお、読者に違和感を抱かせているのは、スピリチュアルな点だけではない。令助が「母子を守りたい」という一貫した想いを持つのに対して、「地球の子」管理組織の人間たちは都合よくコロコロと態度を変えるため、ストレスを感じる人もいるようだ。

そうした描写から、設定が上手く練られていないという見方もあり、《組織も場当たり的な対応で設定が見えてこない》《せめて組織の設定をもう少し練ってからお出しできなかったものか》といった苦言が。もっとも、展開のテコ入れで態度を急変せざるを得なかっただけなのかもしれないが…。

最新話では、ストーリーを大きく動かしそうな新キャラのアルベール・グラハシが登場。起死回生の一手となるか、次の展開を見守りたい。

文=野木

【画像】

Benzoix / PIXTA

【あわせて読みたい】