
名作RPG『クロノ・クロス』リマスター版に酷評! 声優・中村悠一も苦言… (C)PIXTA
4月7日、名作RPGのリマスター版となる『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』が発売された。しかし、その内容が激しい賛否両論を招いており、声優・中村悠一が不満を吐露したことも話題を呼んでいる。
リマスター版の“微妙”なクオリティー
「クロノ・クロス」は1999年の11月に発売された初代「プレイステーション」向けのロールプレイングゲーム。名作『クロノ・トリガー』の続編的な位置づけで、壮大なシナリオに多様なキャラクター、光田康典氏のBGMなどによって人気を博した。
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『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』をよろしくお願いいたします🙇#クロノクロスRD #クロノクロス
— クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション (@CHRONO_CROSS_RD) April 7, 2022
今回発売されたのはそのリマスター版で、「3DモデルのHD化」や「キャラクターイラストのリファイン」、「BGM音質向上」といった変更が加えられている。当時を知るファンからすれば感動もののはずだが、そうした期待とは裏腹に、発売後の評価は散々な結果になってしまっている。
画面を表示するフレームレートに難があると指摘されている他、クラッシュやフリーズといった不具合も多いとのこと。Steam版の評価は好評が50%しかない『賛意両論』状態で、大荒れの様相を呈している。レビューには《フリーズやクラッシュも頻発します》《なんでこんなにカクカクなの?》《これは超手抜きリマスター版です》《30分で3回クラッシュしました》といったコメントが溢れかえっていた。
中村悠一も思わず苦言?
「クロノ・クロス」リマスター版の発売を受け、人気声優・中村悠一が4月8日に自身のYouTubeチャンネルで同作の実況プレイを行った。
大のゲーム好きとして知られる中村だけあって、ウキウキとした様子でプレイを始めたが、その途中で突如セーブして中断。視聴者は《どうしたの?》《やめちゃうんですか?》《やめるの?》と疑問コメントを投げかけたが、中村は長い沈黙の後に「フレームレートくらい変わったほうがいいかな…」と告げた。
重い場面だとなおさらカクカクになり、テキストの表示が遅れているとのこと。「酔ってしまう」ことも指摘しつつ、結局そのまま『FF6』の実況プレイに切り替えてしまった。本人は淡々とした口調で話していたが、さまざまな邪推を招いてしまったようだ。
最近ではバグまみれの『チョコボGP』で炎上していた「スクウェア・エニックス」だが、立て続けにゲーマーの不興を買っている状況。信頼が地に落ちてしまう前に挽回してほしい。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
golubovy / PIXTA