『モンスターファーム』新作はまさかのソシャゲ…名作ソフトの数々も“爆死”した過去

『モンスターファーム』新作はまさかのソシャゲ…名作ソフトの数々も“爆死”した過去

『モンスターファーム』新作はまさかのソシャゲ…名作ソフトの数々も“爆死”した過去 (C)PIXTA

大人気『モンスターファーム』シリーズの新作として、年内に『LINE:モンスターファーム』がリリースされることが決定。しかし、同作がスマートフォン向けの“ソシャゲ”であることが明らかになり、ファンからは不満の声が爆発しているようだ。

名作育成ゲームがまさかのソシャゲ化

「モンスターファーム」といえば、自分だけのモンスターを育てて他のモンスターと戦わせる育成シミュレーション。CDを読み込ませてモンスターを“再生”するという斬新な機能が人気を博し、『PlayStation』を代表するヒット作の1つとなったことで知られている。

今回発表された「LINE:モンスターファーム」は、『LINE』と『コーエーテクモゲームス』が共同で手掛けるスマートフォン用ゲーム。過去作でおなじみのモンスターが最新グラフィックで登場し、「LINE」ならではのモンスター“再生”方法が実装されるという。

同シリーズで最後に発売された作品は、2008年の『モンスターファームDS2 甦る! マスターブリーダー伝説』まで遡る。つまり14年ぶりとなる待望の新作なのだが、ネット上では《モンスターファームさん、ソシャゲはあんまりだよぉ…》《せっせとお布施落としてきたモンスターファームがソシャゲ化して泣いてる》《モンスターファームの新作!?って思ったけどソシャゲって聞いてかなりガックリした》と落胆する声が相次いでいる。

過去の「ソシャゲ化」は死屍累々

近年、スマートフォンゲームの市場は拡大の一途をたどっている。そこで過去にヒットしたゲームの新作がソシャゲとしてリリースされることも多いのだが、必ずしも成功するわけではない。むしろ大失敗してしまったケースの方が目立つほどだ。

たとえば、『カプコン』の大ヒットRPGシリーズ『ブレス オブ ファイア』もその1つ。同作は「竜」をテーマにしたハイ・ファンタジーで、全世界で累計販売本数が300万本に達する人気シリーズだった。

しかし2016年、スマホゲームとしてリリースされた最新作『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』が盛大に“爆死”。発表会で運営側が「課金へのこだわり」を熱弁するなど、不穏な匂いを漂わせていたことも当時大きな話題になった。多くのユーザーの予想通り、約1年半後の2017年9月をもって、同作はサービス終了を迎えている。

また最近では、2020年のリリースから約半年でサービスが終了してしまった『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』の存在も忘れ難い。同作は、セガを代表するアドベンチャーゲーム『サクラ大戦』シリーズの最新作として制作された。

「サクラ革命」の物語は、あくまでも未来の可能性の1つという設定。しかし、作品の舞台だった「太正時代」要素がほとんどなくなっていたり、同シリーズの象徴ともいえる「霊子甲冑」を廃止したりと、オリジナリティーを出しすぎたことでファンからは大不評を買ってしまった。

もちろん、こういった失敗例はゲーム業界でも十分研究されているはず。ソシャゲ化自体が反発を招きがちだと認識したうえで、ハードルを越えようとしてくるのではないだろうか。システム面のアップデートも含めて、いろいろな意味で楽しみな作品だ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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