アバン先生が胡散臭い? アニメ『ダイの大冒険』74話“櫻井孝宏ボイス”の意外な弊害

アバン先生が胡散臭い? アニメ『ダイの大冒険』74話“櫻井孝宏ボイス”の意外な弊害

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

人気アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)の第74話『大勇者の復活』が、4月23日に放送。前回復活したダイたちの師匠・アバンがキルバーンと対峙したのだが、その言動がいろいろな意味で話題を呼んでいる。

※アニメ『ダイの大冒険』最新話の内容に触れています

感動の再会もそこそこに、なぜかダイたちを魔王城に向かって走らせるアバン。するとその首元に、キルバーンの鎌が突きつけられる。キルバーンは心臓を貫かれたはずだが、実は生きていたという。

しかしアバンは慌てる気配もなく、「おやおや、ご無事でしたか」とポツリ。するとキルバーンは「あいにく僕は不死身でねえ」と不敵に言い放ち、今度こそ始末すると宣言した。

それでもアバンは、「ご自由に。やれるものならね」と余裕そうな態度。「死神さん、とか呼ばれてましたね」と言うと、キルバーンの扱う「キル・トラップ」の仕組みを暴き出す。アバンはそのからくりを見抜いており、ダイたちを先に行かせるために足止めを買って出たようだ。

激高したキルバーンは首元の鎌を動かそうとするのだが、そこで突如として異変に気付く。アバンはあらかじめ魔法の羽根を刺し、身体の自由を奪っていたのだ。プルプルと震える鎌を気にせず、アバンは「ヒゲをそるなら結構ですよ、来る前にちゃーんとお手入れしてきましたから」と言い放つ──。

アバンが“詐欺師”っぽい理由は…

キルバーンは“魔王軍の死神”を自称し、幾度もダイたちを罠に嵌め、陥れてきた人物。そんな厄介な相手を手玉にとってみせたアバンの姿は、底知れない実力を感じさせる。

あまりに見事な策略だったが、その話しぶりもかなり印象的。どちらが悪役か分からないようなセリフで、相手の行動を先読みしているため、ネット上では《アバン先生、やっぱり胡散臭いしこわい…》《胡散臭い笑顔~アバン先生~》《このアバン先生、裏切りそうな声がする…》と怯える声が上がっていた。

その理由として、アバン役を演じる声優・櫻井孝宏の怪演も関係しているだろう。櫻井といえば、検索のサジェストに「櫻井孝宏 裏切り」と出てしまうほど、裏切りキャラに定評がある声優。今回もなかなかに裏がありそうな演技で、キルバーンのみならず視聴者も震撼させている。

視聴者の間では、《櫻井孝宏さんのせいでどっちが悪役かわからんなってきたw》《なんか…こう櫻井さんってだけで裏切りそう…》《アバン先生、櫻井孝宏の声のせいで胡散臭さが半端ない》と評判だ。

アバンの声優は旧作アニメでは田中秀幸が務めており、櫻井は新キャストとしての登板。当初は賛否を招いていたが、今では確実な評価を得ている。令和の新たな“アバン像”を作り上げていってほしい。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

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