アニメ『ONE PIECE』は鬼滅を超えられない? 1015話の激ダサBGMが話題に…

アニメ『ONE PIECE』は鬼滅を超えられない? 1015話の激ダサBGMが話題に…

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

国民的冒険アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1015話『麦わらのルフィ 海賊王になる男』が、4月24日に放送された。劇場版顔負けの“神作画”が繰り広げられた一方、そのBGMについては酷評する声も少なくないようだ。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

今回のエピソードは、ヤマトとポートガス・D・エースの回想シーンから幕開け。舞台が現在へと変わると、ヤマトは光月おでんの日誌をモモの助に渡しながら、ルフィこそが「カイドウを討つことができる海賊」だと語るのだった。

そしていよいよ役者たちが、ドクロドーム上部へと集まってくる。カイドウとビッグ・マムの前に、ユースタス・キッドやトラファルガー・ロー、さらにはルフィが到着。最終決戦の火ぶたを切って落とすように、ルフィは渾身の「業火拳銃(レッドロック)」を放つ──。

記念すべき原作の第1000話目を描いたエピソードであり、作画などのクオリティーも最高潮。まるで劇場アニメのような動きとなっており、見ごたえ抜群のシーンが目白押しとなっていた。

“神作画”でお馴染みの『鬼滅の刃』にも負けないほどの出来だったため、視聴者からは《演出かっこよすぎない? もはや最終回って勘違いさせるレベル》《いやもうこれ映画だろ…》《ワンピースのアニメっていつからこんなに作画良くなったんだ?》《全エピソードの中でも圧倒的に神回》といった絶賛の声が殺到している。

BGMの“古さ”に賛否両論

しかしその一方で、今回の演出に不満を感じてしまう人も。原因は、ルフィが「レッドロック」を繰り出した時に流れたBGMにあったようだ。

そこで使用されていたのは、『ウィーアー!』をボーカルオフにしたBGM。「ウィーアー!」といえばアニメ『ONE PIECE』でもっとも有名なテーマソングであり、アニメ1000話記念でオープニングに使用されたことも話題を呼んだ。

今回もファンへのサプライズとして使われたのだろうが、スタイリッシュな戦闘シーンだったこともあり、曲がかみ合っていないという意見が出てしまった。具体的には、《カッコいいシーンなのにウィーアーのBGMで感動が吹き飛んだ。相応のカッコいいBGMにして欲しかった》《ウィーアーじゃない曲がよかったな…》《子どもの頃、熱心に見てた時と同じ激ダサBGMや効果音の使い回してて心が締め付けられる》などと指摘されている。

たしかに今回のシーンに関しては、「ウィーアー!」がかっこよさを損なっている印象が拭えない。思い出補正があれば感動的に見えるものの、新規ファンにはあまり刺さらない演出だったようにも感じられた。

そもそも同曲がリリースされたのは、今から20年以上さかのぼった1999年のこと。再ブームに火を付けるためには、「ウィーアー!」を流しておけばファンは喜ぶという安易な考えを捨てる必要があるのかもしれない…。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

◆過去のアニメ「ONE PIECE」レビューはこちら

【あわせて読みたい】