『呪術廻戦』パクリ論争再燃! パロディー満載の182話に「許可取ったんかな」

『呪術廻戦』パクリ論争再燃! パロディー満載の182話に「許可取ったんかな」

『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

他作品のオマージュで何かと注目されがちな『呪術廻戦』の最新話が、またも話題になっている。4月25日発売の『週刊少年ジャンプ』21・22合併号に掲載された第182話『東京第2結界(2)』で、出版社の枠に囚われない遊び心を発揮したようだ。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

「死滅回游」の舞台は東京に移り、「呪術高専」3年の秤金次とシャルル・ベルナールの戦いが始まった。シャルルは漫画家の呪術師であり、相手の未来を見通す術式「G戦杖」の使い手。しかし肉弾戦に長けた秤は、先読みを追い越すスピードでシャルルを圧倒する。

この戦いで読者の注目を集めたのが、シャルルの漫画トーク。あらゆる場面で実在の漫画についてのネタを盛り込んでおり、読者たちは《呪術廻戦を読んでいると思ったらDグレだったし、キャプ翼だったし、シグルイだったし、ジョジョだった》《今週の呪術廻戦でバキのネタが使われてて笑った》とざわつくことに。

たとえば、シャルルは冒頭でとある“詩”について言及。それは『D.Gray-man』の作者・星野桂がコミックス1巻のカバーそでに書いたコメントで、秤から「著者コメントは詩じゃねえだろ」とツッコミを受けていた。

また、「心という器はひとたび…」と言い出す場面もあったが、こちらは時代劇漫画『シグルイ』に出てくる興津三十郎のセリフだ。他にも、『キャプテン翼』の大空翼の名前が出るシーンや、『バキ』を元ネタにしたシーンなども描かれている。そもそも「G戦杖」という術式からして、『G戦場ヘヴンズドア』のオマージュだろう。

パロディー連発に不安の声も?

これまで同作のパロディーといえば、『HUNTER×HUNTER』や『BLEACH』など、同じ「ジャンプ」系列の出典が多かった。しかし今回は他誌からの引用がほとんど。そこでファンの脳裏には、1つの心配がよぎってしまったようだ。

というのも、第134話にてホラー界の巨匠・伊藤潤二の漫画『うずまき』をパロディーした際、ビジュアルまでそっくりだったため、物議を醸したことが。掲載後、“事後承諾”として使用許可を得たようだが、それもまた議論の的となった。

この件については『デッドマン・ワンダーランド』の作者・片岡人生がツイッター上で苦言を呈するなど、業界でも大きな波紋を呼んだ模様。そんな大騒動があったことから、今回のパロディーに関しても《呪術は…許可取ったんかな…?》《呪術、他社のマンガのセリフの引用大丈夫?》といった声が広がっていた。

もちろん一般的なパロディーは許可が必要ないものなので、ファンの杞憂ではあるだろう。「うずまき」のトラウマはまだ癒えそうにないらしい…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

◆過去の「呪術廻戦」レビューはこちら

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