『遊戯王』城之内くんの切り札は“他人のもの”ばかり? 名場面を生んできた3枚のカード

『遊戯王』城之内くんの切り札は“他人のもの”ばかり? 名場面を生んできた3枚のカード

『遊戯王』城之内くんの切り札は“他人のもの”ばかり? 名場面を生んできた3枚のカード (C)PIXTA

『遊☆戯☆王』の城之内克也は、デュエリストとして数多くの名シーンを生み出してきた。しかし、その時に使用していた切り札を振り返ると、ライバルから渡されたカードがほとんど。実際にどんなレアカードを使いこなしてきたのか、原作を振り返ってみよう。

強者の風格を漂わせた切り札たち

<その1>『真紅眼の黒竜』
城之内の切り札といえば、誰もが「真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)」を真っ先に思い浮かべるはず。しかしこのカードは、もともとダイナソー竜崎の持ち物であり、「決闘者の王国編」でデュエルに勝利したことで城之内の手に渡ってきた。

城之内は当初、初心者に毛が生えた程度の実力だったため、このカード抜きで王国での決闘を勝ち抜くことはできなかっただろう。また、遊戯の所有する『デーモンの召喚』と融合した『ブラック・デーモンズ・ドラゴン』も、2人の友情を示すモンスターとして象徴的だ。

さらに「真紅眼の黒竜」は、「バトル・シティ編」での活躍も印象深い。マリクに洗脳された城之内と遊戯の決闘では、遊戯の手札として場に出され、洗脳を解くキーとして重要な役割を果たしている。遊戯の場にあるにも関わらず、洗脳が解けた城之内の命令に応えるなど、ちょっとツッコミどころがありつつも、エモい名シーンを生み出してみせた。

<その2>『人造人間-サイコ・ショッカー』
物語後半の新たな切り札として象徴的だったのが、「人造人間-サイコ・ショッカー」。こちらももともと所有していたカードではなく、「バトル・シティ」のアンティルールに基づき、エスパー絽場から譲り受けた1枚だ。

場に出せさえすれば、決定打となり得るカードで、原作では伏せられた罠カードを全て破壊する効果があり、戦況を大きく変えられる優秀な性能を持っている。

遊戯に預けた「真紅眼の黒竜」に代わるエースとして活躍し、結果的には負けてしまったが、「バトル・シティ」準決勝でマリクを追い詰めた際にも一役買っていた。