浦沢脚本…じゃない! アニメ『名探偵コナン』入れ歯を作った歯医者への復讐にツッコミ

浦沢脚本…じゃない! アニメ『名探偵コナン』入れ歯を作った歯医者への復讐にツッコミ

『名探偵コナン』101巻(青山剛昌/小学館)

時にはシリアス、時にはシュールな笑いを提供してくれるアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)。4月30日に放送された第1041話『言えないアリバイ』では、被害者の死因があまりにも“謎”だったことから、ネット上で議論を巻き起こしている。

※アニメ『名探偵コナン』の内容に触れています

ある日、1人のお年寄りが階段から突き落とされる事件が発生。現場に居合わせた少年探偵団は捜査を開始し、“アリバイ”を言おうとしない男性・蟹江田と遭遇する。そして彼は不審な動きをしながら米花町をめぐり、その後は隣町へ。

すると隣町で起こった傷害事件の重要参考人として、蟹江田は警察に連行されてしまう。コナンも後を着いていき蟹江田の無実を証明するが、本人はなぜか米花町にいたことを否定。しかも彼の本名が“臼井”だと判明する…。

なかなかに入り組んだストーリーだったが、要は蟹江田が自身とそっくりな臼井を使い、アリバイ工作をしたという内容。そもそも蟹江田は、母がうたた寝中に“入れ歯を飲み込んで”亡くなったことを恨んでおり、入れ歯を作った歯医者への復讐を目論んだのだった。

“いつもの脚本家”ではない?

蟹江田の母をめぐるエピソードに、無理があると感じる視聴者は多かったようだ。ネット上では《え? そんな死に方ある?》《今日の死因雑すぎませんかねぇ…》《死因が入れ歯って。 今日の脚本、誰だよ(笑)》《入れ歯が喉に詰まる状況が引っかかりすぎて、他のことが頭に入らない》などとツッコミが殺到していた。

一応、ごくまれに入れ歯を誤飲してしまうケースはあるようだが、あまり馴染みのある死因ではない。そこから歯医者を恨むようになるというのも、いささかシュールな展開だろう。

ファンの中には、ツッコミどころの多い脚本で知られる浦沢義雄氏の仕業かと疑う人もいたようで、《今日のコナンの脚本誰だ…浦沢脚本?》《「あれ今日のアニオリ脚本浦沢さん?」って一瞬思っちゃった》といった声が。しかし今回の脚本は浦沢ではなく、扇澤延男氏が担当していたようだ。

扇澤氏は同作の“アニオリ”でよく活躍している脚本家。ファンの中でも“神回”と呼ばれるほどの面白エピソードを手掛けており、“宇宙人”が登場する第816話『残念でやさしい宇宙人』や、ガラガラだった食堂が謎の男によって大繁盛した理由を調査する第225話『商売繁盛のヒミツ』などはとくに人気が高い。

今回のエピソードも、良くも悪くも話題を呼んだことはたしか。視聴者はツッコミ部分も含めて存分に楽しめたに違いない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『名探偵コナン』101巻(青山剛昌/小学館)

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