アニメ『盾の勇者』は展開がワンパターン? ゲスキャラ登場に「またか…」

アニメ『盾の勇者』は展開がワンパターン? ゲスキャラ登場に「またか…」

『盾の勇者の成り上がり』20巻(著:藍屋球、原作:アネコユサギ、キャラクター原案:弥南せいら/KADOKAWA)

アニメ『盾の勇者の成り上がり Season2』(TOKYO MXほか)の第5話『オスト=ホウライ』が、5月4日に放送された。新たに黒幕キャラクターが登場したのだが、あまりにワンパターンな展開に飽き飽きしている視聴者も多いようだ。

※『盾の勇者』最新話の内容に触れています

霊亀を倒すため、体内へと侵入した盾の勇者・岩谷尚文のパーティ。心臓へと向かう途中、彼らはラルクベルク=シクールの一行と出会う。そこで一触即発の空気になるも、目的がお互いに一致していたため、一時休戦となるのだった。

次第に記憶を取り戻していったオストの導きもあり、ついに尚文は心臓部へと辿り着く。そこにいたのは、異世界から来たという本の勇者・キョウ=エスニナ。彼こそが霊亀を暴走させた犯人だという。

キョウは登場するやいなや、自己中心的なふるまいで口汚く尚文を罵倒し、悪役っぷりを見せつけた。しかしそんな言動に、既視感を覚えてしまった視聴者も少なくない。

ネット上では、《またこういうキャラか…》《盾の敵役ってこんなのばっかりだからなあ…もうちょっと煽ってこない敵を出してくれよ》《まーた嫌なやつ出てきたな…》《無駄に煽り合戦長いのに心臓との戦いは一瞬だったり、盛り上がりに欠ける…ようやく出てきた黒幕も小物っぽい》と、キョウのキャラクター像に不満を漏らす声が上がっている。

『盾の勇者』の悪役は全員クズキャラ?

アニメ第1期も含めて振り返ると、尚文は理不尽と思えるほど、何度も逆境に立たされてきた。攻撃に特化しない盾の勇者であることや、異世界から来たことなどを理由に、さまざまな場面で邪険に扱われている。

そこでは“ヴィッチ”ことマルティ=S=メルロマルクをはじめとして、さまざまな敵が立ちはだかったのだが、いずれも身勝手で排他的なキャラたち。そもそも、他の四聖勇者や連合軍の上層部など、尚文の周囲にいるのは自己中心的な言動を行う人物ばかりだ。

キョウも例に漏れず、やたらと尚文をこき下ろすゲスキャラ。悪役の描き方が“ゲス”の一点張りであることから、食傷気味だという視聴者が増えているのだろう。

ただ、「盾の勇者の成り上がり」の魅力が、ストレスをためた後の成敗シーンにあることも確か。水戸黄門のようなものとして、伝統芸を受け入れるのが、正しい楽しみ方なのかもしれない。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『盾の勇者の成り上がり』20巻(著:藍屋球、原作:アネコユサギ、キャラクター原案:弥南せいら/KADOKAWA)

◆過去のアニメ「盾の勇者の成り上がり」レビューはこちら

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