秤金次の領域展開にシラケ声…『呪術廻戦』183話に賛否「スベってる」

秤金次の領域展開にシラケ声…『呪術廻戦』183話に賛否「スベってる」

『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

『呪術廻戦』において、最強クラスの呪術師・乙骨憂太を超えるとウワサされていたキャラクターの手の内が、ついに最新話で披露された。しかし、その内容が期待外れだと感じる人も多かったようで、ネット上では賛否両論の意見が上がっている。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

5月9日発売の『週刊少年ジャンプ』23号に掲載された第183話『東京第2結界(3)』では、秤金次が領域展開『坐殺博徒』を発動。この技は、作中の世界に実在するパチンコ台『CR私鉄純愛列車1/239ver』になぞらえた世界観となっているようだ。

秤の攻撃をきっかけに予告演出が入り、リーチが発生。運次第で大当たりを引けば、敵にダメージを与えられる仕組みらしい。

銀玉はほぼ描かれていないが、スロットが回る様子やリーチ中の演出などが領域内で立体化され、台の画面内に入り込んだような空間が広がっている。

少年誌に似つかわしくないが、秤と同類のファンたちには大好評。SNS上は《秤さんの領域展開は過去一分かりやすくて草》《ほんとに秤先輩どちゃくそ面白いな…》《読んでる最中から脳ミソガンガン刺激されて読み終えた瞬間パチ屋滅茶苦茶行きたくなった》と盛り上がっていた。

『HUNTER×HUNTER』との比較も

その一方で、秤の能力に落胆する人も多く、《なんか…秤の領域展開…微妙…》《マジでスベってていたたまれなくなった》《最近期待外してくること多いなあ》《そもそも漫画で運ゲー能力はワクワクしづらい》《こんなしょうもない能力出すくらいならキャラ絞って展開考えた方が良くない?》といった不満の声も上がっている。

秤の能力は前々からギャンブル関係のものだと推測されていたが、ふたを開けてみれば“ギャンブルそのもの”だったことが判明。ギャンブル要素を取り込んだ術式というわけではなく、パチンコの勝ち負けによって相手を倒すという仕組みだった。期待のハードルが高かった分、何のひねりもない能力描写に落胆する人が多かったのだろう。

同じギャンブル系の能力といえば、作者・芥見下々が大きな影響を受けた『HUNTER×HUNTER』も連想せざるを得ない。同作ではカイトが、ルーレットの結果で武器をランダムに具現化できる能力を操っていた。しかしその内容は作品の世界観に合わせて練り込まれており、秤の術式とは大きな違いがある。

また、秤の能力はギャンブルにもかかわらず、ほとんどデメリットらしきものが描かれていないのも気になるところ。あっと言わせる知略もなく、運さえあれば勝てる能力のように見えてしまうため、上手く活躍させるのは難しそうだ。

作中でもっとも期待されていた秤の能力だが、“大当たり”とはいかなかった様子。なんとか軌道修正してほしいところだが…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

◆過去の「呪術廻戦」レビューはこちら

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