アニメ『SPY×FAMILY』オリジナル展開に不満の声「つまらん」「テンポがガタガタ」

アニメ『SPY×FAMILY』オリジナル展開に不満の声「つまらん」「テンポがガタガタ」

『SPY×FAMILY』9巻(遠藤達哉/集英社)

『少年ジャンプ+』の大人気漫画を原作としたアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)の第5話『合否の行方』が、5月7日に放送された。今回のエピソードはいわゆる“アニオリ展開”の割合が多くなっていたが、その内容に不満を抱く視聴者もいるようだ。

※アニメ『SPY×FAMILY』の内容に触れています

名門「イーデン校」を受験したアーニャだったが、合格発表当日、受験番号は見つからなかった。ロイドたちは絶望するが、そこで同校の教師・ヘンダーソンが現れ、アーニャが補欠合格者の1番手であることを知る。そして3日後には、無事に合格が通達されるのだった。

頑張ったアーニャのために、ロイドは合格を祝うことに。そこで「お城で助けられごっこ」をしたいとおねだりされ、渋々了承する。そして情報屋のフランキーや情報局対東課「WISE」協力の元、お城を手配して“本気のごっこ遊び”を決行していく──。

合格発表から“ごっこ遊び”までの流れは、原作にも存在した。しかしアニメ版は、この遊びにオリジナル展開が加わっている。原作ではわずかなページ数で、お城を貸し切って遊ぶ姿が描かれていたが、アニメ版は1話を丸ごと使った豪華な展開へ。仲間のスパイたちも総動員させた、壮大なストーリーとなっている。

作画以外の要素が微妙?

たかが“ごっこ遊び”といえど、手を抜かず本気で描かれており、作画に関してはほとんど劇場版のようなクオリティーだった。そのため、不評を集めがちなアニオリにしては、好評の声が多く上がっている印象だ。

しかし、今回の展開が刺さらなかった視聴者も多く、SNS上では《クソつまらん思ったらアニオリか》《原作を水に薄めたみたいなアニオリおもんないな》《微妙だったから途中で見るのやめてしまった》《無駄な引き伸ばしのせいでテンポがガタガタ せっかくの原作の面白さがなくなってる 声優も作画もいいだけに残念…》《なんかストーリー展開が微妙だなぁって思ってたらアニオリだったのね…。アクション部分の作画は気合入ってたけど、なんせ肝心の脚本が駄目過ぎた》といった反発も見受けられる。

作画や演出に文句を付ける声は少なかったものの、やはりテンポや“内容の薄さ”が気になってしまう人が多いのだろう。原作準拠の回がハイクオリティーである分、アニオリ回への目線が厳しくなってしまうのも仕方がない。

まだアニメは始まったばかりなので、オリジナル展開で尺稼ぎする必然性はなかったはず。もしかすると、大ヒット作品になることを見込んで、少しでもボリュームを増やそうという狙いがあるのかもしれない。そうした戦略が仇となり、ブームに水を差す結果にならなければよいのだが…。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『SPY×FAMILY』9巻(遠藤達哉/集英社)

◆過去のアニメ「SPY×FAMILY」レビューはこちら

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