『ONE PIECE』ワノ国編の主人公はカイドウ? 意外な過去発覚で好感度が急上昇

『ONE PIECE』ワノ国編の主人公はカイドウ? 意外な過去発覚で好感度が急上昇

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』において、独特のポジションを獲得していたキャラクター・カイドウ。《小者》《実は弱い》などとネタにされていた頃もあったが、5月16日発売の『週刊少年ジャンプ』24号に掲載された最新話では、その好感度を急上昇させるシーンが描かれていた。

天竜人も絡んだ壮絶な過去

第1049話『目指すべき世界』では、カイドウの過去が描かれることに。回想シーンによると、幼きカイドウがいた「ウォッカ王国」は日頃から戦争に明け暮れており、奪った金を“天上金”として世界貴族である天竜人に納めることで成り立っていた。

当時カイドウは10歳にしてすでに「ウォッカ王国」最強の兵士だったが、天竜人に敵意を抱くように。そんな中、カイドウは強すぎるために政治に利用され、海軍に売り飛ばされてしまう。

結局、海軍から逃亡して海賊となったが、カイドウは武力によって天竜人を引きずり下ろすことに野心を燃やす。その目指す先にあったのは、「自由」と「平等」の世界だという。

カイドウはこれまで「ワノ国」を乗っ取り、悪逆非道のかぎりを尽くしてきたものと思われていた。しかし、その奥底には「自由」と「平等」の信念があったことが判明。もしかすると、武器工場の製造や「人造悪魔の実」による戦力増強も、武力で世界を変えるための一手だったのかもしれない。

本当に強かったカイドウ

回想シーンを読んだことで、カイドウの印象が大きく変わったという人は多いようだ。SNSなどでは、《やっぱカイドウにもちゃんと信念があるんだな》《メンヘラ飛び降りおじさんだった頃より純粋にカイドウさんのこと好きになったわ》と再評価する声が上がっている。

その一方で、カイドウの信念だけでなく、実力についても再評価が始まっている模様。第795話の初登場シーンでは、カイドウがこれまで海軍などに18回捕まったという“敗北記録”が綴られていた。生きとし生ける者たちの中で「最強の生物」とも紹介されていたが、それにもかかわらず海軍に何度も負けているということで、侮られていたのも事実だ。

ところが今回の回想シーンでは、カイドウが空腹になるたびに海軍に捕まっていたことが分かった。監獄船を食堂代わりに使い、悠々と脱走することで飢えをしのいでいたのだ。つまり決して敗北していたわけではなく、猛者ゆえにできる芸当だった。

大抵のキャラクターは出番が多くなるほど格下げされることが多いが、カイドウはむしろ株を上げ続けている印象。結果的には敗北したものの、作中最強の大物というポジションを保っている。まだ死亡してはいないようだが、この先も出番はあるのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

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