一歩のなろう化が止まらない!『はじめの一歩』1381話で発覚した“新たな成長”

一歩のなろう化が止まらない!『はじめの一歩』1381話で発覚した“新たな成長”

『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

5月18日発売の『週刊少年マガジン』25号に、長寿ボクシング漫画『はじめの一歩』の第1381話が掲載された。その中で、現役引退中の幕之内一歩が新たな武器を手に入れていたことが明らかに。さらには鴨川会長に“無能疑惑”も浮上してしまったようだ。

※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています

「鴨川ボクシングジム」では、一歩の弟子にあたる青木泰平と金田欽太郎がミット打ちに勤しんでいた。すると、2人のパンチを受けていたトレーナーの篠田が手首を痛めてしまう。

ミット職人と呼ばれるほどの篠田がパンチを受けそこねたのは、普段2人の相手をしている一歩に原因がある模様。一歩は手首が異常に強く、拳に力を込めないと逆に押し負けるのだとか。そのため、全弾全力で打つクセがついてしまったようだ。

さらに青木と金田は、最近の一歩がすべてのパンチにミットを被せてくるようになったと説明。その技術こそ、一歩が現役時代に最も苦手としていた「カウンター」だった──。

一歩はフィジカルこそ最強クラスのボクサーだが、あまり器用なタイプではない。とくにカウンターは最も苦手としていたところで、相打ち狙いがせいぜいといったところだった。しかし皮肉にも現役引退後、そんなテクニックをいつの間にか身に付けていたという。

もともと得意としていた怒涛のインファイトにカウンターが加われば、まさしく鬼に金棒。新たな武器を会得したことで、ファンたちも《一歩さんがカウンター習得してる疑惑出ててやべーわ》《一歩がカウンター習得したぞ、あんだけ苦手だったのに。もう無敵じゃん》《一歩がカウンター出来たら流石に強すぎるだろ…》と興奮を抑えきれないようだ。

引退中に成長を重ねる一歩

もちろん一歩は、たんにミット打ちでカウンターを身に付けたわけではないだろう。セコンドとして活躍するべく、勉強机にかじりついて座学に没頭していたことや、ライバルたちの試合を見学してきたことが、成長に結びついたと思われる。

しかしその一方で、これまで一歩にボクシングを教えてきた鴨川会長の指導力不足が疑われてしまうことに。読者の間では、《ジジイが教えてる頃より強くなってるならジジイただの無能じゃん》《引退してメキメキ強くなっててジジイの無能ぶりが浮き彫りになるの草》とネタにする風潮が生まれつつあるようだ。

たしかに最近の一歩は、フィジカルも技術も現役時代を凌駕している描写が多い。セコンドとして独学で勉強するだけで、みるみる成長できるなら、鴨川会長との修練の日々は一体なんだったのか…と疑問を抱かれても仕方ないだろう。

以前、第1376話で一歩は引退中の身であるにもかかわらず、重りをつけた状態で鷹村守の全速力のランニングについていき、「なろう系かよ」とツッコミを浴びたばかり。今回の1381話では青木が冒頭で、ミット打ちの違和感を訴える篠田に「オレ何かやっちゃいました?」と発言しているので、どこか“なろう”を意識しているのかもしれない。

いずれにせよ、一歩がふたたびリングに上がらないかぎり、成長した姿を拝むことすら叶わないのが現状。リカルド・マルチネスとウォーリーの試合が起爆剤になってくれるといいのだが…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

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