ガンダム『ククルス・ドアンの島』で歴史修正? シャア登場にガノタから怒りの声

ガンダム『ククルス・ドアンの島』で歴史修正? シャア登場にガノタから怒りの声

ガンダム『ククルス・ドアンの島』で歴史修正? シャア登場にガノタから怒りの声 (C)PIXTA

アニメ『機動戦士ガンダム』第15話を題材にした映画『ククルス・ドアンの島』が、6月3日に公開される。新たな要素として原作に登場しなかったシャア・アズナブルが描かれるそうなのだが、これに「ガンダム」ファンからは反発の声が相次いでいる。

原作改変を許せないガノタたち

TVアニメ版の「ククルス・ドアンの島」は、主人公のアムロ・レイと元ジオン公国軍のククルス・ドアンの交流を描いたエピソード。訓練中に緊急信号を受けたアムロ・レイは、ドアンが子どもたちと暮らしている孤島に辿り着く。子どもたちの親を殺したという罪悪感や、追撃の影に悩むドアンを見て、アムロが彼のザクを海中に沈める…といったストーリーだ。

新作劇場版では、そんなエピソードにアレンジが加わるらしく、シャアの出番が予告されている。ニヒルな微笑みを浮かべるシャアとシャア専用高機動型ザクIIのイラストも公開されており、原作と異なった展開になることは間違いないのだろう。

ちなみにシャア参戦の理由について、監督を務める安彦良和氏は「長く愛されているシャア・アズナブルというキャラクターを登場させることによって、ファンの方だけでなくたくさんの方に喜んでいただける」などと説明している。

たしかにシャアは今でも熱狂的な人気を誇るキャラクター。しかし歴史の改変を受け入れられない人も多く、ネット上では《もうめちゃくちゃだな。あのエピソードを再アニメ化する意味がそもそもよくわからんのに》《シャアに頼りすぎじゃない? 見に行く気が失せた…》《萎えるわー、観に行くゲージが一気に大暴落だわー。嘘だと言ってよ。アズナブル》《何でもありか! 全く見る気にならん》《怒り通り越して呆れるわ》などと批判的な声が上がっていた。

新たな客層を開拓する狙い?

とはいえ、初代「機動戦士ガンダム」はもう40年以上前の作品。時代に合わせて、大衆にウケそうな要素がねじ込まれるのも仕方がないことかもしれない。

シャア役を演じている池田秀一は、今も第一線で活躍する人気声優。女性からの人気も非常に高く、新たな客層の開拓が期待できると思われる。実際に安彦監督も、池田の参加によって作品の魅力が上がるという狙いを語っていた。

最近のリメイク作品としては、5月13日に公開された『シン・ウルトラマン』と比較してもいいだろう。同作はリメイク元の『ウルトラマン』から、ストーリーやキャラクターなどを大幅に改変。古のファンからは案の定ブーイングが殺到していたのだが、フタを開けてみれば興行収入は3日間で9.9億円超え。かなり好調な滑り出しを見せている。

作品に思い入れがある熱烈なファンほど、改変に物申したくなってしまうもの。はたして、映画「ククルス・ドアンの島」はどのような仕上がりになるのだろうか…。

文=城門まもる

【画像】

studiolucky / PIXTA

【あわせて読みたい】