ジャンプで『タッチ』パクリ漫画スタート? 王道展開をブチ壊す狂気キャラ“のぶかつ”とは…

ジャンプで『タッチ』パクリ漫画スタート? 王道展開をブチ壊す狂気キャラ“のぶかつ”とは…

ジャンプで『タッチ』パクリ漫画スタート? 王道展開をブチ壊す狂気キャラ“のぶかつ”とは… (C)PIXTA

ここ最近の『週刊少年ジャンプ』といえば、名作スポーツ漫画が生まれていないことで有名。しかし、現在連載中のギャグ漫画『高校生家族』で、まさかの王道野球漫画のような展開が描かれ、多くの読者を魅了しているようだ。

母性にほだされる男子高校生たち

「高校生家族」で描かれるのは、父母兄妹とペットが同じ高校に入学した家谷一家のドタバタ劇。5月23日発売の「ジャンプ」25号に掲載された第86話『野球部の新入生』では、母・家谷静香をメインとしたエピソードが幕を開けた。

静香は目出鯛高校の野球部でマネージャーを務めており、父子家庭で育った2年生・竹林信勝(のぶかつ)から、実の母親のように慕われている。ところが最新話では、そこに中尾徹平という新入生が入部。中尾は最初、静香を「ババア」呼ばわりするほど反抗的だったが、母性的な愛情に心を開き、挙句の果てには「甲子園につれてく」と宣言する…。

中尾は弟が入院していたりと、全体としては、あだち充の名作野球漫画『タッチ』をパロディーしたような展開。その後、のぶかつは嫉妬をあらわにすると、さりげなく静香の肩にボディ“タッチ”しながら張り合うのだった。

のぶかつは普段から静香を「母親」と呼んではばからないのだが、今回は後輩と親しくしているところを見て嫉妬し、生々しいボディタッチまで披露する。

暴走する思春期のハートに、読者からは《静香さんと新キャラの絡みだけでも爽やかな異色青春ものとして成立してるんだけど、そこに「のぶかつ」というノイズを挟むことで怪奇じみた面白さが生まれてるのバグ技じみてて面白い》《少女漫画の文脈をたどる野球漫画の狂気添えだったね。のぶかつは湿度高すぎてムリ。そこがゾワゾワしてめちゃ怖おもしろい!》《王道スポーツ漫画的な主人公だして、そこに42歳の高校生マネージャーが混ざるんじゃなくて、のぶかつが混ざることで無限のカオス産み出すの天才すぎない?》と爆笑の声が上がっている。

“タッチ”が繋ぐ2つの物語…

これまでの野球部編は、あくまでのぶかつが静香を本当の母親のように扱い、重度のマザコンっぷりを発揮するのがメインだった。それはそれで問題だが、ただの母親扱いなら一応許される範囲だっただろう。

しかし中尾の登場によって、関係性が変化している印象。もし「タッチ」のように静香が青春漫画のヒロインとして扱われれば、もはや不倫になってしまう可能性も。のぶかつのボディタッチがドン引きされているのも、そのあたりが原因かもしれない。

ここにきて浮上した禁断の関係性だが、《新入生を使ってタッチ(生存IF)かつ(人妻を巡る)三角関係ラブコメを始めるとかこの漫画無敵か…!?》《今度は母さん軸で青春物語始まったけど、のぶかつがいるだけで別次元の異常な話になる》《のぶかつキモすぎてアンケ送っちゃった》と真面目に心配する読者は少ない。

今のところ静香は、のぶかつや中尾を子どもとして扱っている。ふたつの“タッチ”はこの先、どのような展開になっていくのだろうか。

文=野木

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Ranta Images / PIXTA

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