釘崎野薔薇の復活はナシ?『呪術廻戦』186話で秤金次がインフレを加速させた結果…

釘崎野薔薇の復活はナシ?『呪術廻戦』186話で秤金次がインフレを加速させた結果…

『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

大人気漫画『呪術廻戦』の第186話『東京第2結界(5)』が、5月30日発売の『週刊少年ジャンプ』26号に掲載された。これまで実力を疑われていた「呪術高専」3年生・秤金次がついに本領を発揮し、“作中最強”との呼び声すら上がり始めている。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

電気を操る術師・鹿紫雲一(かしも・はじめ)に敗北し、瀕死になったパンダ。そのピンチにさっそうと駆けつけたのが、秤だった。電光石火のスピードを誇る鹿紫雲だが、秤はそれを上回る速さで攻撃を仕掛けていく。謎の音楽を鳴り響かせながら…。

無尽蔵の呪力の源となっていたのは、パチンコを模した領域展開『坐殺博徒』。この技で“大当たり”を引いたことで、4分11秒の間は無制限の呪力が使用可能に。さらに、オートで「反転術式」が発動するため、実質的な不死身状態となるらしい。

しかも効果時間が切れても、連続で「領域展開」することが可能。当たりを引き寄せる豪運さえあれば、まさしくチート級の力を発揮しそうだ。

そんな秤の実力を、現在“作中最強”である五条悟と比べる人も多く、《ノっている時は、乙骨どころか、五条悟より強いのでは?》《秤の能力、運さえ良ければ五条先生より強いな》《秤先輩強すぎんじゃ…? なんか最近の流れみてると五条悟って、ほんとにそんな飛び抜けて強いんか?と思ってしまう》といった声が上がっている。

今回の戦闘シーンにおいて、秤は片腕を吹っ飛ばされるも、瞬時に再生するという離れ業を披露していた。かつて乙骨憂太は、秤について「ノッてる時は僕より強い」と評していたが、それは過大評価ではなかったようだ。

野薔薇はインフレ化についていけない?

作中の強さランキングで一気に上位に躍り出た秤だが、そこでハードルとなるのが五条の存在だろう。五条は無限を現実化する「無下限呪術」の使い手。物質も攻撃も永遠に届かないという特殊な術式なので、物理攻撃にはめっぽう相性がいい。

そう考えると、少なくとも直接対決では五条に分があるような印象も受ける。実際に五条ファンからは、《秤がもし敵だったら五条とかに一発で全身吹き飛ばされて死にそう》《乙骨と秤2人合わせてようやく領域展開しない五条といい勝負ができるかな?ってぐらいかな》と評価されている。

最近、作中では呪力の「最大出力」と「呪力量」という概念が提示された。出力次第では、能力の相性を覆せるだろうが、秤はおそらく呪力量によって優位をとるタイプ。少なくとも今披露されている手の内では、まだ五条最強説は不動と言えるかもしれない。

しかし心配なのは、キャラのインフレ化だ。もともと五条が最強であり、秤と乙骨は五条のお墨付きもあり、作中最強キャラの一角を担っていた。現在の死滅回游編にいたるまでに禪院真希が覚醒。秤と乙骨、高羽史彦、日車寛見が実力を見せつけているが、読者からは《インフレしすぎてもう何か、うん》《呪術廻戦はもうインフレが進みすぎてますね、面白いからいいけど》《もはや東堂とか七海が雑魚キャラにしか見えないレベルのインフレ具合》といった声も上がっている。

そこで心配されているのが、釘崎野薔薇だ。彼女は渋谷事変にて真人から攻撃を受け、現在まで生死が不明。復活を望む声も多くあるが、《薄々思ってたけど復活しても置いてけぼりにされるよね》《半年くらいで再登場だったらまだ活躍できたかもしれないけど…》《フィジカルギフテッドでもない限りパワーアップも期待できないしな》と諦めている読者も少なくない。

作品のテンポもノッてきているが、この先どのような展開が待っているのだろうか。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)

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