炎キャラは挑発に弱い?『ヒロアカ』354話のエンデヴァーにエースの影

炎キャラは挑発に弱い?『ヒロアカ』354話のエンデヴァーにエースの影

『僕のヒーローアカデミア』34巻(堀越耕平/集英社)

『僕のヒーローアカデミア』の第354話『ここだ!!』が、5月30日発売の『週刊少年ジャンプ』26号に掲載された。AFO(オール・フォー・ワン)との決戦が幕を開ける中、陳腐な挑発に乗ったNo.1ヒーロー・エンデヴァーに注目が集まっているようだ。

※『ヒロアカ』最新話の内容に触れています

各地でヴィランとの最終決戦が繰り広げられる中、今回はAFO戦にフォーカスが当たることに。「個性」を奪うAFOの力を警戒し、プロヒーローの現No.1とNo.2であるエンデヴァーとホークスが少数精鋭で戦いに臨んでいく。

2人は猛攻を仕掛けるが、AFOはエンデヴァーの子・荼毘の名前をちらつかせる“口撃”で動揺を誘う。そしてエンデヴァーがまんまとダメージを負い、ホークスが彼をかばおうとする絶体絶命の展開に。

そこに突如として、常闇踏陰と彼の背に乗った耳郎響香が登場。耳郎の「心音壁」によるバリアが、ホークスを救うのだった…。

常闇はもともとホークスのもとで弟子同然にかわいがられていた。そのため最終決戦で協力し合うことは、ある程度予想されていただろう。しかしここで耳郎がやってくると思っていた読者は、ほとんどいなかったのではないだろうか。

耳郎の参戦に度肝を抜かれる人は多かったようで、ネット上では《まさかの耳郎ちゃん!!》《AFO戦に参戦するとは意外すぎた》《この対戦カードは予想外すぎてワクワクする》と驚きの声があふれている。

かくして読者の予想を裏切る展開となったが、それだけでなく耳郎の“口撃”も大きな注目を集めていた。AFOは耳郎と常闇を「羽虫」扱いするほどに侮りきっており、お得意の皮肉で迎え撃つ。しかし耳郎は、さわやかな笑みを浮かべると、自分を倒してみろと言わんばかりに啖呵を切るのだった。

炎キャラは挑発に弱い?

常闇と耳郎のコンビに注目が集まったが、心配されているのがエンデヴァーだ。彼はAFOの“口撃”に耐えられず、ホークスの「喋(の)るな」という忠告を無視し、冷静さを欠いて大きなダメージを追ってしまう。

この構図は「ジャンプ」読者にはお馴染みのようで、《のるな! エンデヴァー! 戻れ!!…ってコト?》《「喋るな」のルビが「のるな」のせいで、エースしか思い浮かばなくなってしまった》《エンデヴァー、のるなエースされてるやん》《今週のエンデヴァー、まんまエースと同じで少し笑った。やっぱ炎キャラなんすね》といった声が上がっていた。

もちろんエースとは『ONE PIECE』の頂上戦争編にて、当時海軍大将だった赤犬に白ひげを侮辱され、「取り消せよ…!!! 今の言葉…!!!」と言い放った、あのエースだ。その際、白ひげ海賊団のイゾウから「のるなエース!!! 戻れ!!!」と止められたにもかかわらず、彼が悲惨な結末を迎えたのは読者の脳裏に焼き付いているシーンだろう…。

くしくも、どちらも炎を操るキャラということで、熱くなりやすい性格なのかもしれない。ヴィランの親玉であるAFOとの戦いは、誰が敗北者になるのだろうか。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』34巻(堀越耕平/集英社)

◆過去の「ヒロアカ」レビューはこちら

【あわせて読みたい】