ジャンプに伝説の打ち切り漫画家が帰還!『レッドフード』作者の読切ラブコメが大好評

ジャンプに伝説の打ち切り漫画家が帰還!『レッドフード』作者の読切ラブコメが大好評

ジャンプに伝説の打ち切り漫画家が帰還!『レッドフード』作者の読切ラブコメが大好評 (C)PIXTA

漫画家・川口勇貴の新作読み切り『なんで何田さん』が、5月30日に発売された『週刊少年ジャンプ』26号に掲載された。無念の打ち切りに終わってしまった前作『レッドフード』とは打って変わって、大きな好評を呼んでいるようだ。

※『なんで何田さん』の内容に触れています

同作は、席が隣同士の同級生である何田花(なんだ・はな)と戸円居心(とまどい・しん)を主人公とした学園ラブコメディー。何田は突然「エビになりたい」など、突拍子のない発言をする不思議系女子で、戸円居はその言葉に常日頃から振り回されていた。だが彼女の言葉には、理屈の通った真意が隠されていて──。

シュールでコミカルな行動を繰り返す何田だが、仕草や表情はとってもキュート。つねに表情が変わらないクールな一面と、その内に秘めた感情とのギャップがたまらない。

作者の川口はもともと高い画力と魅力的なヒロインを作り出す能力に長けていたが、その長所が遺憾なく発揮されたようだ。ジャンプ読者からは、《なんで何田さん、さすがにかわいすぎた》《なんで何田さん、めっちゃかわいかった 冬毛ネコが出てきた時点で優勝》《やっぱ川口先生のキャラデザ最高なんよ》と大反響を呼んでいる。

『なんで何田さん』連載化を希望する声も

そんな川口の前作『レッドフード』は、おとぎ話をテーマにしたファンタジー漫画。高い画力で魅せるバトルが好評だったが、スローぺースな展開が支持を得られず、全19話で完結している。“打ち切り”を痛烈に皮肉る、斬新なラストによって爪痕を残したものの、読者からは散々酷評されていた印象だ。

ところが今回の「なんで何田さん」は手のひらを返したように、絶賛の嵐。読み切り版だけでは足りないのか、《何田さんかわいすぎるから連載して欲しい》《川口先生、ラブコメいけるやん、連載してほしいんだが!》《川口先生…素晴らしい提案をしよう。このままラブコメを描かないか?》と、連載化を希望する人が相次いでいる。

実は川口は、これまでに何度もラブコメ読み切りを世に送り出してきた。「ジャンプ」本誌でも、幽霊と人間の恋を描く『みゃくなし』や、すれ違い系ラブコメ『ふれないふたり』といった読み切りを掲載。むしろラブコメこそが得意ジャンルであり、「レッドフード」こそがイレギュラーな作風だったのかもしれない。

気になるのは、「なんで何田さん」から『阿波連さんははかれない』のような、昨今流行りの不思議女子モノの匂いを感じるところだが…。もし連載化した際には、「レッドフード」のようにオリジナリティーあふれるアレンジを期待しよう。

文=野木

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